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楕円球の青春 2011/1/3

お正月のラグビーを斬る(その2)

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/01/03(月) 21:04

こんばんは。連日飲みすぎ食べすぎで気持ち悪い清水です。今日は朝からテレビで箱根駅伝の復路を観てしまいました。そのお陰で高校ラグビーの準々決勝は録画。午後には4試合全部を観ようと思ったんですが、ジムでトレーニングしたり、嫁さんの買い出しに付き合って西宮のマルナカに行ったりしているうちに結局第一試合と第二試合しか観ることができませんでした。。。第三試合と第四試合は明日観ようと思います。ラグビーの話の前に箱根駅伝について。実は子供のころから駅伝がどういうわけか結構好きで、この箱根駅伝はいまだによく観ます。何が魅力かって言われると答えるのが難しいんですが、中継所でタスキを繋いだ後に走ってきたランナーが倒れこむところが一番好きですかね。なんか死力を尽くしている感じが好きです。はい。私は、スポーツでも勉学でも仕事でもそもそも人間の能力なんてそんなに差があるもんじゃないと思っています。要するに何事も死力を尽くしているかどうかだけだと思うんです。ラグビーも昔は選手交代っていうものがありませんでしたよね。今じゃ試合途中にフィットネスが落ちたとか、その他の理由で戦略的交代っていうものが認められてますんで、試合終わったあと死力を尽くして動けなくなったなんてシーンを見ることはめったにないんですが、以前はノーサイド後にそういう場面ってありましたよね。まあラグビーの場合、死力を尽くしてほんとに死んだりしたら困るんで、ルールがより安全なほうに変わっていくのは仕方がないことなんですが、駅伝みたいにもう動けなくなるまで死力を尽くして走る姿って非常に感動します。まあ自衛隊の教本によれば、「人間はもう駄目だと思ってからまだ2割は力が残っている」そうなんで、実際本人が死力を尽くしたと思っていても所詮はまだ余裕があるわけです。さて、前置きが長くなりましたが、今日の高校ラグビーの準々決勝第一試合と第二試合はベストエイトに相応しい本当に素晴らしいゲームでした。まさに死力を尽くしている感じが伝わってきました。まず関学Vs国学院久我山。5対0関学勝利。両校の素晴らしいディフェンスによるロースコアゲームになりました。関学の1年生SO岡本くん。1年生であのゲームメイクと瞬時の判断力、すごいです。もしかしたら天才かもしれませんね。因みに彼、宝塚RSの出身ですね。明後日の準決勝、対戦相手は東福岡ですが、うまく闘えば十分勝機あるんじゃないでしょうか?名前負けしないで欲しいですね。東福岡の布巻くんが準々決勝同様にSOでの出場となれば岡本くんと対面になるんですが、それだけでも楽しみですね。第二試合東福岡Vs伏見工もすごい試合でした。3年前の決勝と同じカードでしたが、今年だって決勝戦でもいいっていうくらいのゲームでした。最終的には20対12とセーフティリードでノーサイドとなりましたが、後半20分までは本当にどっちが勝っても不思議じゃない展開でした。伏見工伝統の低く突き刺さるハードタックルと最後まで諦めない集中力。よく鍛えられてます。さすがです。それにしても東福岡のSO布巻くん(本職はCTBですけど)は超スーパープレーヤーですね。全てにおいてずば抜けてます。怪我さえしなければ間違いなくジャパンになります。はい。こういうラグビーを観ていると、無性にラグビーやりたくなりますね。いまからオフ明けが楽しみです。明日からまた仕事ですか。。。まあ今週は9日の新年会”冬に陣”に備えて節制しましょうかね。by清水

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