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楕円球の青春

真冬の決闘

投稿日時:2011/01/13(木) 19:01

こんばんは。正月の学生さんのラグビーが終わってなんとなく寂しい気分の清水です。もうちょっと早くブログを更新するつもりでいたんですが、一昨日働きすぎ&歌いすぎ(宮本さんの絶叫?)で倒れてしまいまして、約1日半くらい療養してました。急に頭がくるくる回って立てなくなってしまいました。脳神経外科に連れて行かれまして、精密検査したんですが異常なし。ついでに心配だったアルツハイマーも大丈夫。何らかの原因で三半規管がマヒして平衡感覚が一時的に乱れたそうです。はい。脳溢血とか脳血栓かと思ってビックリしましたが、大事に至らずよかったです。昨日は大切なプレゼンがあったので這ってプレゼン会場に行ったことが嫁さんにばれて大喧嘩。血圧がMAX↑↑↑。どっちかっていうとこっちのほうで死にそうです。さて、週末に大学選手権決勝がありました。クラブの自主練習に参加していたので、ライブで観れなかったんですが、今日ようやく全部観ました。新聞の論調は早稲田有利のようでしたが、この前のブログにも書いた通り私は帝京有利とみてました。結果はご存知の通り17対12でやはり帝京の連覇でした。早稲田はもう少しうまい試合運びがあったんじゃないかと思ったりしましたけど。。。残念ながら近年まれにみる天才的なBK陣を活かしきれませんでした。帝京の強さは一にも二にもFWの強さにあります。慶応や東海も餌食になったように、いったんボールを奪われると今のルールではなかなか奪い返すのは難しいですね。結果として試合のリズムが帝京ペースになります。もちろん観てると確かにラインや密集サイドのディフェンスも素晴らしいんですが、全てはFWが強くて前に出ていることによるものですね。少なくても学生レベルで無敵のFWを作り上げたことに敬意を表したいと思います。でも早稲田にもチャンスはありましたね。特に前半は幾度となくロングゲインがあって、得点チャンスもあったように見えました。ブレークダウンももう少し激しくファイトしてもよかったし、ラインアウトも研究してもっと競ってもよかったんじゃないかと思いました。帝京のようなFWが強くてスローペースのチームに得点で先行されると後半20分過ぎからは時間との戦いになってしまうので、そういうゲーム展開にしないことが大事なんですけど、試合巧者の早稲田にしては甘かったのではないかと思いました。まあそれだけ帝京のFWが強かったということでしょうけど。ただ、一言。ああいうラグビーってグローバルスタンダード的にどうなんでしょうかね?日本のラグビーの進む方向としてどうなんでしょうか?日本選手権でトップリーグのチームとどういう闘いをするのか?楽しみですね。あの学生チームを寄せ付けなかったパワーラグビーがどこまで通用するのか?通用しないときにどういう闘いをするのか?いまからほんとに楽しみです。ぐちゃぐちゃ言いましたが、結論スポーツの心は力への賛歌にあるので、そのスポーツの心から言えば、立派な連覇だと思います。はい。最後に、帝京の赤いジャージが国立競技場の夕日に映えていたころ、神戸ホムスタでは一人の大選手がジャージを脱ぎました。神戸製鋼大畑大介選手。日本ラグビー界に燦然と輝くスーパースターです。実は森下さんに最後の雄姿を観に行こうと誘われてたんですが、行けずに残念です。それにしても怪我に苦しんだ彼らしく最後も壮絶でした。一つの時代が終わっていくようで寂しいですね。お疲れ様でした。by清水

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