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楕円球の青春 2011/1/21

ラグビーと宗教

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/01/21(金) 23:20

こんばんは。芦楽HP係の清水です。今日は芦楽HPの出来栄えに感動した堀口オーナーに「太陽の恵」HP制作を頼まれまして、その打ち合せにWEBテクニカル担当中尾さんと青木に向かいました。現業は激しく忙しいのですが、まあ世のため人のためになるならそれはそれで生きている価値があるのではないでしょうか。声をかけてもらってるうちが花です。はい。中尾さんと18:30に阪神梅田駅待ち合せ。阪神電車に乗って青木へ。19:00すぎに太陽の恵着。さっそくHP制作へ着手。あーだこーだと無料サーバへの登録を終え、次までにやることをみんなで相談。お腹もすいたので堀さんのご厚意に甘えそのまま宴会に突入。話題は自然とラグビーの話に。その中で堀さんが私のブログに共感してくれてまして、やっぱり今年の帝京スタイルのラグビーに一石を投じたいと。一気に意気投合しまして、テンションMAX↑↑。じゃ、どんなラグビーが好きなんだ?⇒やっぱり慶応のラグビーとかっていいよねという話になり、テンションアンテナ3本↑↑↑。じゃなんで慶応のラグビーが観る者の心を打つのか?それは実はその宗教性にこそあるんですね。弱いものが強いものに闘いを挑む時、スキルや気合いなどという次元をはるかに超越したところの宗教性こそが勝敗を決するわけなんです。以前から大学選手権でベスト4に入る難しさを説いてきましたが、簡単に言うとチームに宗教性があるかどうか?そういう部分につきるのです。ベスト4に入るチームというのは少なからずこの宗教性があるわけです。慶應だけでなく早稲田には早稲田教があるし、明治には明治教があるのです。そして近年台頭してきた関東学院や帝京、東海にも伝統的な宗教性ではなくても、そこには指導者という一人の教祖を崇拝するというやはり宗教性があるわけです。関東学院には春口さん、帝京には岩出さん、東海には木村さんという絶対的な教祖がいるわけです。強かった時代の関西のチームにも同志社の岡さん、大体の坂田さん、京産の大西さんと、ふりかえるとやっぱりカリスマ的教祖がいたわけです。堀さんから「最近なぜ関西の大学チームが大学選手権で勝てないのか?」と言われたとき、真っ先に指摘したのがこの宗教性です。そうです。今関西のチームが大学選手権の準々決勝の壁を破れないのは、つきつめればすべては宗教性のなさに起因しているのです。人間一番怖いのは死んでもいいと思っている人間と闘うことです。早稲田が早慶戦を一番恐れているのは、それがジハードだからです。誤解を恐れず例えるならば、アメリカ早稲田に対してアルカイダ慶応(慶応の関係者にけしからんと叱られそうですが、あくまでただのたとえ話です。)。アメリカ早稲田の圧倒的な軍事力によっていつも完膚無きまでに叩きのめされるわけですが、10年に1回くらいの割合で山岳ゲリラ戦に持ち込み勝利するわけです(最近では赤い共産党中国・帝京が台頭してきていますけど)。たとえ話はさておき、とにかく自分たちが信じるラグビーこそが最強であると信じて疑わない、そのメンタリティこそが大学選手権においてだけでなく、高校でも社会人でも、そして我々の惑のラグビーにおいても、ここ一番の壁を破れる大きなファクターなんです。ほんの少しでも、もしかしたら相手のラグビーのほうが強いかもしれないと思った瞬間に負けるわけです。ということで、今日も太陽の恵みで熱く語り、ほろ酔いで家路についたのでした。by清水

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