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楕円球の青春 2010/12/4

力の差を埋めるもの

 written by 清水 誉 投稿日時:2010/12/04(土) 18:17

こんにちは。清水です。いよいよ今年もあと1カ月。これから年末年始にかけてはラグビー三昧。トップリーグに大学選手権と高校ラグビー。いや~実に充実した、そして一年で最もラグビーを楽しめる季節です。ということで、朝から気合いを入れてこの週末の予定を考えました。外は快晴。でも寒そう。明日は早明戦をみるとして、今日はどうしよう?午後から花園にでかけ関西大学リーグの雌雄を決する一戦、関学Vs天理を見に行くか?あるいは自宅待機してJスポで慶応Vs帝京を見るか?う~ん。迷う迷う。さんざん考えた末、ラグビーの聖地花園に向かったのでした。関東対抗戦のほうは、今年の帝京ならどうせ慶応が勝つだろうと余裕があったのと、自宅があまり居心地がよくないという個人的な事情による最終判断です。はい。少し早めに家を出て、いざ近鉄東花園駅に到着。駅前のファミマでおにぎり買おうとしたがほとんど売り切れ。肉まんもない。。。くそーっ。今日はさすがに出足早いな。気を取り直して、あんまんをかじりながら花園のバックスタンドへ。しかし、関西のラグビー人気もいまいちですねー。関西大学ラグビーの大一番だっていうのに、観客はこんなもんか~。OLも女子大生も少ない(テンション↓)。オヤジばっかり(テンション↓↓)。再度、気を取り直してバックスタンド中央前のほうに陣取りました(1人だけど)。天理が勝てば35年ぶりの栄冠。関学が勝てば逆転の3連覇。うーん!!!一人で気合い入りまくり。ようやくキックオフ。10分くらい見てるとやっぱり天理のほうが実力が上な感じ。一人一人が強い。ディフェンスもなかなか穴がない。FWもセット、ブレークダウンともせいぜい互角な感じ。前半関学がキックで蹴り負けてエリアを取られ劣勢。ゴール前でセットから失点を重ねる。天理の意図通りのゲーム展開かな。気がつけば、いつの間にか天理が4トライ2ゴールで24点差。後半関学が少しは気合いを入れなおしたか、、、開始直後の自陣ゴール前を凌ぐと10分過ぎに関学がトライ&ゴール返して7対24。次のトライをどっちがとるかで今日はたぶん決りだな(と思う)。15分過ぎに関学が相手ミスからビッグチャンス。ラックから素早い左オープン。おっ!ライン5対2。トライでしょと思った瞬間、何を思ったか縦を突いてノットリリースで万事休す。結局次のトライが天理に入りあとは終始天理ペース。終わってみれば天理の大勝でした。35年ぶりの優勝おめでとうございます。一口に35年って長いですよね。私が小学生だったわけですから。。。手厳しいようですが、関学に言いたい!実力格上の相手に挑むときは、もう一にも二にも気持ちしかない。劣勢とはいえ優勝がかかっている一戦にもかかわらず、今日の関学にはいまいち必死さがなかったようで残念です。ノーサイド寸前までもつれる接戦を期待して1500円払ったんですが、800円くらいの試合内容でした。。。(悪いけど)。。。関学、ディフェンスもアタックもちょっと淡泊じゃなかったですかね。全体的に相手のスローペースに合わせていた感じですね。強い相手にもっとテンポあげてもよかったように思いました。両CTBの外国人となるべく接点を避けるような戦術も垣間見れましたけど、むしろクラッシュして勝負してもよかったんじゃないかと思いました。細かいところ言いだすときりがないのですが、SO立川くんへのプレッシャーがないとか、キックしたあとのチェースがゆるいとか、キック処理のノックオンを怖がってダイレクトにキャッチにいかないなど、、、、。山ほど修正点ありますよ。でもやっぱり一番修正してほしいのは、気持ですね。大学選手権での奮起を期待してます。一方天理ですが、関西リーグを接戦すらなく危なげない大勝で全勝優勝。立派です。関東の上位校とどういう闘いをするのかなあ。ほんとに楽しみです。そうこうしているうちにノーサイドが迫り点差も広がり、日も暮れてきて寒い。澤村からかかってきた電話にも気付かず足早に家路についたのでした。清水家、今晩はおでん&熱燗です。明日は気合い入れて練習いきますよ!by清水

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