楕円球の青春
正月をチームで迎えるということ
投稿日時:2010/12/27(月) 22:15
こんばんは。昨日の大学選手権の結果にしょんぼりしている清水です。今年もあと残すところ5日となりました。年齢のせいなんですかね、1年が経つのが本当に早く感じます。昨日の全国大学選手権の2回戦(準々決勝)は、ほぼ私の予想通り、早稲田、明治、帝京、東海が4強となり(慶応、天理ほんとに残念でした)、1/2国立競技場での準決勝に進出しました。この4チームは正月をチームで迎えられる幸せなチームです。全国の大学チームはみなこの正月をチームで迎えること、そして1/2の大観衆の国立競技場でラグビーをすることを目指していると言っても過言ではないでしょう。そして高校生でも大学生でも学生さんはみな同じなんですが、ここまでくると単純な勝ち負けよりも1日でも長くこのチームでラグビーをしたいという複雑な思いが意外と強いのではないでしょうか?これは来年も再来年も続いていく社会人にはない時間的有限なものに対する神秘的な美学だと思うのです。ノックダウン方式のトーナメント戦である大学選手権や高校ラグビーにおけるノーサイドのホイッスル。それは敗者にとって1年間作り上げてきたチームの終わりを告げる悲しい笛でもあります。この1年間の、また最上級生にとってはこれまでの学校生活でのさまざまな思いがこみ上げます。ほとんどの場合は、「もう少しできたんじゃないか?」と思ったり、あのときのあのプレーが、このプレーがと反省と悔しさと自分への不甲斐なさだけが思い出されますね。まあ通常1週間くらいは廃人のように過ごしたりします。昨日の大学選手権の8強対決はどれも思いのほか大差のゲームになりました。早稲田Vs関学、明治Vs流通経済はもとより、慶応Vs帝京、東海Vs天理も終わってみればセーフティーリードの大差のゲームでした。最後のワンプレーまでもつれるような戦いを期待していたんですが、そういう意味では残念な結果でした。昨日の慶応は残念ながら勝てる要素はどこにもなかったですね。セットスクラム、ラインアウト、モール、ラック、タックルどれをとっても帝京のほうが上でした。つまり完敗です。あえて言えば、ゲームの入り方が悪くて、リズムが作れなかったことぐらいが唯一の反省かと思います。あとはなにもないですね。天理は優勝候補の東海に対してよくやったと思います。1年でこれだけのチームを作ってきたことは驚きです。関西のチームも真剣にやりゃできるところを見せてくれました。来年更なる飛躍を期待してます。昨日の準々決勝を見るにつけ思うことは、やっぱりラグビーはFWだということですね。今年の場合特にそう感じましたが、4強と8強の差はこのFWの力です。それ以外にはないです。はい。FWの平均体重が100kg超という時代ですから、強力FWを育てるのは容易じゃないんですが、正月をチームで迎えるためにはやはり強いFWが必要絶対条件です。今日から全国高校ラグビーも開幕。学生さんのラグビーは年明けのフィナーレに向けていよいよ最終章です。まだまだ楽しみが続きます。いつまでも心に残る感動的なゲームを期待したいですね。あっ、それから最後になりましたが、黒川さん昨日は送別会行けなくてごめんなさい。たまには戻ってきて一緒にまたラグビーやりましょうね。by清水
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