楕円球の青春
大怪我からの復帰
投稿日時:2010/12/11(土) 01:26
お久しぶりです。清水です。一週間の東京への武者修行から今帰還致しました。夕方帰ってきて、やめりゃいいのに会社に立ち寄ったばかりに、気がつけばこんな時間になってしまいました。それにしても田舎もんがたまに東京に行くと、だいたいろくなことがないのです。三井住友銀行のキャッシュカードは失くすわ(金ほとんど入ってないけど)、中国で買って大切にしていたネーム入りのモンブランのボールペン失くすわ(本物かどうかあやしいけど)、いろんなものを失くして失意のもとに関西に戻ってきました。一週間ラグビーのことを考えずに仕事に没頭するはずだったのに、夜には酔っぱらいの森下さんから電話がかかってきたり、大野から近況報告のメールが着たりと、やっぱり四六時中芦屋楽惑のことが頭から離れないのです。今年の芦屋楽惑の活動は明後日の練習と忘年会がいよいよ最後。毎年のことなんですが、この時期、”忘年”する前に自分のこの一年をしっかり見つめてみようかと思ったりします。そうすると思い浮かぶのは、やっぱり怪我から復帰できたことが、なによりも嬉しかったできごとでした。思えば一昨年2月8日に澤田の無謀なサイド攻撃が原因で骨盤骨折という大怪我をして1カ月も寝たきり入院するという人生始まって以来の危機。ラグビーどころか、一歩間違えば半身不随⇒車いす。日常生活が戻れば御の字、本当だったらラグビーなんか二度とやってはいけない状況でした。でも、いま思うと、芦屋楽惑でラグビーをもう一度やりたいと思ったからこそ、過酷なリハビリにも耐えられたように思います。JR甲子園口にある「にしおか整骨院」のみなさん、ありがとうございました!日常生活まででいいやということだったら、ここまでの回復はなかったかもしれません。実は復帰目前の今年2月の受傷1年後の精密検査で「大腿骨頭壊死症」という合併症というか後遺症が発覚し、今度こそもう無理かと正直思いました。はい。神戸中の病院を訪ね、ラグビーやれるかどうか聞きまわったんですが、10人中9人の医師は無理と。最後は西洋医学による回復をあきらめ、気功や整体などの怪しい東洋医学や宗教のような場所にまで足を運んだり、東京の順天堂大学病院まで行ったりと、いま思い起こせば、ラグビーやりたいためだけにすさまじい執念でした。そんな暇があったら仕事しろと。おっしゃる通りでです。結局ひとつだけわかったことは、医者っていうものがいかにいい加減かっていうことです。まあ最終的には、自己判断&自己責任において、なんかできそうな気がしたんで、そのままやっているんですが、いまのところはなんともないです。よかったよかった。もしかしたら、10年もつところが、7年くらいで潰れちゃうかもしれないんですけど、そのときのことはそのときに考えようかと思うわけです。ラグビーやってもやめてもどうせ最終的につぶれちゃうんだったら、やれるうちはやったほうがいいかなと、自分の都合のいいように解釈しているのです。なんですか?骨が潰れる前に酔い潰れると?余計なお世話ですが的を得てます。最後にリハビリ中、練習もしてないのに酒に誘って励ましてくれた大野主将はじめ、多くの酒飲みの輩に感謝感謝です。今後も芦屋楽惑の強いFWに守られながら、できるだけ長い間ピッチに立ちたいと思っています。by清水
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