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楕円球の青春 2010/12/19

快晴の花園にて

 written by 清水 誉 投稿日時:2010/12/19(日) 20:39

こんばんは。年末年始のラグビーピークシーズンに向けてテンションが上がる↑↑↑清水です。今日は大学選手権の一回戦が全国各地で繰り広げられました。東大阪花園ラグビー場でも2試合が行われました。本当に久しぶりに母校慶応義塾の登場とあって、3日くらい前から気合い入りまくり。いつもだらだら休日出勤する仕事も手際よく前日までに片づけ(なんだ、やればできるんじゃないか)、12:00KOなのに朝はなんと7:00起床。だいぶ早くに、広浜さんにもらったチケットを持って(Y新聞さんに感謝感謝です)、いざ花園へ向かったのでした。そもそも今日はホムスタでやる神戸製鋼vs三洋を観に行くつもりでいたんですが、久しぶりにタイガージャージーを観るためこちらを優先させました(森下さんごめんなさい。)。天気は快晴。気温も高めで暖かい。コンディション最高。KOの1時間近く前に近鉄東花園駅に到着。人は多め。気のせいか関西リーグ戦のときよりも若い人、それも女子大生が多い↑。いい感じ↑。駅前のファミマで弁当を購入し、11:30頃に花園バックスタンドへ。センター付近はロープで仕切られ、近大の学生さんが多数動員されていました。それでもなるべく中央付近へと思い、ロープの真横へ。周りは慶応ファン少なそう。しかもオヤジだらけ。学生も騒がしい。後ろの列にも近大ファンというか、会話を聞いていると関東に対抗心を燃やすオヤジの集団が陣取る。完全アウェイ状態。さあ、両校登場していよいよKO。前半なんとなく慶応ペース。近大も何度かチャンスあるも26対0で終了。慶応は関東でもディフェンスのいいチームなので、なかなかトライがとれないのはしょうがないか。でも近大は今年1部に昇格したチームとは思えない。ディフェンスが予想以上にいい。FWもそれなりに強い。早稲田や明治に比べると爆発的な得点力がない慶応としては、まあこんなもんでしょうか。ハーフタイム白星さんから電話があったことに気付き、コールバック。私と同じくお一人様でメインスタンドに来ているとのことで、バックのほうが暖かいのでこちらに呼んで一緒に観戦することに。白星さんは近大OBなんで呉越同舟となりましたが、一人で観戦するよりははるかに楽しかったです。はい。後半は早々に慶応にシンビンが出たこともあって一進一退。えっ?シンビンで得たPGを攻めずに狙う(しかも外れる)?一人多いということは、その間はチャンスなんだからセオリーではトライを狙うべき。慶応もそのほうが嫌なはず。点数も接戦というわけではないし。正直、近大はラグビーが甘いと感じる。逆に慶応はゲーム上はあまり必要のないPGをしっかり狙うなどして15人になるまでできるだけうだうだ時間を使う。ラグビーをよく知っている。こういう素人なら誰も気づかないような小さなことにも慶応のゲームメイクのうまさと隙のなさを感じる。さすが伝統校です。そんなこんなで、なんとなく時間が過ぎ、近大も連続攻撃から終了近くに1トライ返すも結局43対7でノーサイド。でも近大、いいチームでした。点差が開いても気持ちを切らさずにきっちりディフェンスをしてました。心から拍手を贈りたいと思います。第二試合。関西の雄天理Vs大東大。正直ひどい試合でした。大東大も落ちたな。最初の10分で4トライ4ゴール。こりゃもしかしたら100点ゲーム?今年の天理が異常に強いのか?あるいは大東大にやる気がないのか?今年の天理はFWとBKのバランスが非常にいいチームだと思います。FWのセットも安定してるし、ブレークダウンもすばらしい。BKはSO立川選手、CTBの両外国人選手はもちろんのこと、両WTBも足が速くてすごいですね。関東の5位くらいが相手ならこのくらいの力の差は当然あるということがわかりました。終了間際のノーホイッスルトライでついに101対0。生まれて初めて生で100点ゲームを観ました。そういう意味では、貴重な経験をさせてもらいました(それにしてもトライ後のゴールキックを角度の難易度問わずに全部入れたのは圧巻)。他のスタジアムも含めて一回戦は大差で大味の試合が多く、ちょっと残念でした。ほんとに力の差が拮抗しているのは全国の上位8校くらいということなんでしょうね。一回戦の注目のカード、昨年覇者帝京Vs関東学院は思いのほか点差が開きましたね。まあ予想通り帝京が2回戦(準々決勝)に駒を進めました。一回戦で唯一私の予想を覆したのは流経大が筑波を倒したことでしょうか。まだ試合観てないですが、よくやったという感じですね。さて、二回戦最大の注目は慶応Vs帝京。お互い厳しい試合になりそうです。それから天理Vs東海。昨年と同じカードとなりました。昨年は53対12の大差で敗れた天理ですが、今日の試合を観ると東海も油断できないですね。天理としては打倒関東、昨年の雪辱を期していると思います。かなりいいゲームになりそうです。そして筑波を撃破した流経大が明治とどこまで戦うのかも楽しみです。最後に夏の練習マッチで100点ゲームで敗れた関学が早稲田にどこまでやってくれるのか?もみたいですね。東海大仰星の同期関学HO主将緑川選手と早稲田SO山中選手の直接対決も興味をそそられます。来週も楽しみだな。でも残念ながら関西ではゲームがないので、今度こそホムスタで神戸製鋼Vsサントリーを観に行こうと思います。by清水

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