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楕円球の青春 2012/10/21

ほろ苦い黒豆の味

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/10/21(日) 21:32

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。今年もこの週末に三田ゴールデンカップ通称黒豆カップが行われました。私は先週天理で左肩を痛めまして、無念の両日欠場となってしまいました。昨日土曜日はもともと仕事がありまして行けない予定でしたが、今日日曜日は昨年からトーナメント戦となってまして、昨年はビリッケツになってしまったので、なんとかちょっとは名誉挽回したかったので、だいぶ前から気合を入れていたのですが残念です。主将である私が欠場したことが原因のすべてではないと思うのですが、昨日今日とあまり芳しくない戦績でした。なんとか二年連続のビリッケツは免れたものの今年もブービー賞でした。変則的な試合時間ですし、一日に何試合もあり各チームメンバーの貸し借りもあったり、連合チームでの出場であったり(もちろん単独でやってるチームもあります)と、この大会の戦績がチームの本当の実力ではないと思います。ただ、やっぱりやるからには負けるよりはできるだけ勝ちたいわけで、そういう意味では我々にとっては今年もほろ苦い大会となってしまいました。ただ、普段できないメンバー構成で戦ったり、慣れないポジションをやったりと、それなりに楽しめたし収穫もあったんじゃないでしょうか?ところで昨夜先週東西で行われた大学ラグビーの前半戦の好カードをVでようやく観戦できました。まず関西で行われた同志社Vs関学。両チームとも初戦を落としていて負けられない一戦。結果は29-21で関学。何がどうこうというゲームではなかったのですが(つまり双方それなりに気合が入っていました)、勝敗をわけたものがあるとすれば、積極性というか大胆さだったかなと思うのです。特に感じたのが後半開始早々のゴール前のペナルティを同志社がショットした場面です。確かにビハインドしていて点差を確実につめたい気持ちもわからなくはないのですが、まだまだ時間があってどう流れが傾くのかわからない状況での判断としてはちょっと硬いというか、弱気だっかんじゃないかと思うのです。ラグビーは心理戦なので、ここでは攻めてこられたほうが関学としては嫌だったはず。「あれっ?同志社狙うのね?弱気だな。」と思ったはずです。この微妙な心理戦が最終スコアにあらわれたんじゃないでしょうか?つぎに関東での早稲田Vs筑波。学生としてはハイレベルのゲームだったと思います。いまの攻撃有利のルールにおいて、前半ゼロゼロという攻防は観ていて楽しかったです。特にブレークダウンの攻防は学生レベルではスピード、激しさともにかなり高いスキルと意識だったと思います。関西のチームが現時点で対抗するのはかなり難しいでしょうね。結果は26-7で筑波。最後の5分で3トライを連取して一気に突き放した爆発力は脅威です。さて、私は今回の黒豆カップは久しぶりの見学組となったのですが、全試合を外からみていてやっぱりラグビーは接点とディフェンス力(タックル+プレッシャー力)だと思いました。ボールをいかに支配し続けられるか、あるいはターンオーバーができるのか、そいういった部分が勝敗をわけていたように感じました。さあ今年も早いものであと2か月あまりとなり、我々芦屋楽惑も交流戦は数試合を残すのみとなってきました。実は今回のカップ戦は不調だったものの夏合宿以降の交流戦は今のところ破竹の4連勝。このまま全勝で今年を駆け抜けたいと思っているのです。さて、私事ですが明後日からはイタリアトリノへの出張です。いまの仕事に手を染めるまでイタリアとはあんまり縁がなくて今回は25年ぶり2度目の訪問となります。2泊5日機中2泊という弾丸出張ですが、なるべく時差ボケとかして来週の練習がしんどくならないように戻ってきたいと思っています。by清水

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