大きくする 標準 小さくする

楕円球の青春 2011/6

<<前へ

挑戦は続く

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/06/27(月) 13:50

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。今日は、昨日のビッグウェーブさんとの激闘で体中痛いのに加えて、澤村邸でのアフターマッチファンクション(つまりただの飲み会)でやや二日酔いぎみで、全く仕事をやる気になれないのでブログでも更新しようかなと会社のPCに向かっています。はい。昨日の兵庫惑大会Vsビッグウェーブ戦、一昨年、昨年といずれも相手にならないくらいの大敗を喫していたわけですが、今年はそんな強豪ビッグクラブ相手に最後まで気持ちがこもったいいゲームができたのではないかと思います。最終スコア12-21。清水組になってから、いままでにないくらいきつい練習メニューを組んでいるのに結果が伴わないというのは本当に申し訳なく思います。戦前、BWさんに勝利するためには、20点前後の勝負にしないといけないと考えていました。20点前後の勝負にするためには3~4トライの勝負です。そういう意味ではプランに近いゲームにはなりました。前半もう1トライ、後半にもワンチャンス、ツーチャンスをモノにして、逃げ切ろうと考えていたのですが、炎天下の激闘で負傷者もでる想定外のこともあり、わずかに届きませんでした。前半あと1トライ取れていてそして後半キックオフ直後のトライを防ぐことができていたら、、、もしかしたらスコアは逆になっていたのかもしれません。ラグビーにかぎらずスポーツには”たら”や”れば”はないのですが、後半ゴール正面PGを狙って引き離していたらとか、ハーフタイムにメンバー交代でばたばたして後半に向けた意思統一ができなかったとか、一夜明けてあーすればよかったこーすればよかったといろいろ悔やまれるわけです。善戦しようが大敗しようが負けは負けなんですが、それなりの手ごたえを感じた一戦でもありました。昨年からやってきたブレークダウンでは互角以上に戦えたし、BWさんの得意とする密集サイドの縦突破も高い意識と体を張った熱いタックルでほぼ完璧に防ぎました。課題だったラインアウトもマイボールのみならず敵ボールを奪うというシーンも見られました。そしてなにより、後半残り10分で9点差を付けられ気持ちが切れそうになっても、再逆転を信じてよく粘りノーサイドまでプライドをもって戦えたことが嬉しかったです。届かなかった9点差は来年のBWさんとの試合までの一年間の課題であり、その差を縮めて逆転することが我々の挑戦でもあります。敗戦の悔しさとプライドを胸に、また一年間がんばっていこうと思います。by清水

この日のために

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/06/23(木) 22:14

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。今週も月曜日から毎日飲み歩いてましたが、今日から臨戦モードにしようかな(ただ単に誰からも誘われないで珍しく真っすぐ帰宅しただけ)と思います。月曜日は神戸プロレタリアートツアー第二弾。休肝日にしたいと嫌がる副将湯浅さんを無理やり誘い再び労働者の町神戸へ。労働者の町に忽然とそびえ立つ川重本社を見上げながら、BW戦メンバー会議と称し、前回より少しだけ高級感漂う一応折りたたみの椅子がある飲み屋でほろ酔いになったのでした。はい。さて、今週末は二年連続で大敗している兵庫惑大会BW戦です。大袈裟にいえば、芦屋楽惑のこの1年間の練習や葛藤、そして試行錯誤は全てこの日のためにあったと思うのです。昨年出場したメンバーはBWさんに勝つのはちょっとやそっとじゃ難しいぞと肌で感じたと思います。そもそも素人無名集団の芦屋楽惑がタレントを揃えるBWさんに本気で勝とうと思うならば、スキルや戦術云々の前にまずはラグビーに対する姿勢を根本的に変える必要があったわけです。練習や試合での一つ一つのプレーの意味を考えながらやり、どうしたら勝つことが可能なのかを考えるその姿勢こそが大切なわけです。そういう意味では昨年大野組でやってきたさまざまな反復練習や基本プレーはラグビーに対する姿勢を変えていくうえで非常に大切だったと思います。そしてあっという間にまたこの日が来ます。一年間の成果と成長を見るのが楽しみです。自分自身とチームに期待しています。たとえスキルや体格で劣っていても、気持ちを入れた渾身のプレー、勝ちたいという熱量で相手を上回りたいと思います。ところで、みなさんは芦屋クラブのHPを見ていますか?鬼軍曹と恐れられるリードさんのブログが展開されているんですが、ときどき読んでいて感銘と共感を受けるのです。私のブログよりはるかに高い次元の話が多いのですが、やっぱり最後は”気持ち”が大事だと言っていたりするのです。ラグビーはどんなにレベルが高くても、理屈じゃなくてやっぱり最後は”気持ち”だと改めて認識させてもらえるわけです。みなさんも暇だったらちょっとのぞいてみて下さい。by清水

熱い平常心で挑む

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/06/19(日) 18:39

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。来週は兵庫惑大会第2戦のビッグウェーブさんとの公式戦です。本来であれば最終戦となるはずでしたが、先日の季節外れの台風のお陰で最終戦は秋に持ち越しとなっています。さて、ビッグウェーブさんとは毎年何度かゲームをやらせて頂いていますが、兵庫惑のなかでの実力は我々も含めた他チームより一歩抜きんでた存在かと感じてます。そういう強いチームがあればこそ我々もBWさんを目標に頑張れたり、なんとか勝とうとあれこれ企てたりできるわけで、そういう意味ではライバルになっているかどうかわかりませんが、ありがたい存在なわけです。残念ながら、直接対決では昨年も一昨年もいわゆる大差で敗れました。昨年戦ってみて正直力の差があるなというのが実感でした。なので、その差を少しでも埋めてあとは気持ちで勝てるようなところまでなんとか持っていこうと、昨年大野組のときから練習メニューもこれまでの緩いものから少しずつ変えて1年間やってきたわけです。当然我々も新しいメンバーが加わったりもしてますし、チームレベルも少しはあがっていると思いますが、BWさんも当然進化しているわけです。勝負には最善を尽くしますが、結果はラグビーの神様だけが知っているわけです。そして、そういうこととは別に、ただただ願うことは、練習でやってきたことを試合で100%出したいということです。練習でのパフォーマンスをそのまま100%試合で発揮することは簡単なようですが、実は一番難しいわけです。ゴルフでも練習場では間違いなく300ヤードしかもまっすぐ飛ぶのに、コースではなんで200ヤードも飛ばないのか?さらにはなぜスライスがかかるのか?そういうことです。はい。次の試合、大切なことは、この1年間の成果をチームとしても個人としても出し切るために平常心でかつひたむきに、ディフェンディングチャンピオンであるBWさんにチャレンジャーとして挑むことだと思うのです。へんに気負わず意識せず、相手チームが強かろうが大したことなかろうが、自分たちの強いところ、勝っていると感じるところで勝負すればいいのです。ラグビーは他の競技より番狂わせが少ないスポーツですが、ときどきは感動的な番狂わせがあり、だからやめられないわけです。最後に、来週の試合はメンバー全員でプライドを持って、芦屋楽惑31年の伝統に恥じないゲームをしたいと思っています。by清水

兵庫惑大会の存在意義

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/06/15(水) 22:12

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。昨夜は王子公園の偽イタリアンTetzで芦楽虚業界の集会がありました。出席者は、元リクルートで現在はこの世で最も怪しい職業とされるコンサルティングを生業とする藤本さん、中田。マスコミは虚業ではないと言い張るY新聞広浜さん。斜陽産業なのに今でも「世の中をうごかしているのは俺たちだぜっ」と大きな勘違いをしているアドエージェンシーの私、清水。紙きれの上に書いた絵にどれだけの価値があるのかさっぱりわからないイラストレーター尾中さん(虚業とか実業を語る以前にいったい何をして生きているのかすらわからない山本さんも参加予定でしたが残念ながらドタキャンになりました)。ラグビー談議と古き良き時代の虚業談議に大いに盛り上がりましたが、最後は無謀にも中田が持ち込んだ越乃寒梅で全員撃沈。最悪でした。さて、実は一昨日、兵庫惑大会の次戦で戦うBWさんの山本主将からご丁寧にお電話を頂戴しました。BWさんは大所帯のクラブチームなので、本来30人全員を白パンにすることもできるわけなんですが、紺パンの出場機会を確保しようと必死な姿に感銘を受けたりしました。例年通り前半紺主体、後半白主体のチームで戦ってくれないかという打診を受けたわけなんですが、残念ながらいま芦楽は、怪我人もでていて30人登録枠すら満たせない状況であり、ポジション繰りやフィットネスの問題もあってBWさんのご厚意に応えられない状況であることをお伝えしたしだいです。我々芦楽は恐らく白10+紺5くらいの構成比しか作りだすことができないので、逆にBWさんにそういう構成比に合わせてもらえないかとお願いしてみました。BWさんのように白も紺も30人以上いる大所帯のクラブチームと対等に戦うためには新たなローカルルール作りも必要であると感じます。そういう意味では兵庫惑大会というのは、その存在意義をもう一度よく考えてまだまだ改良の余地のある大会だと思ったりします。例えば、メンバー30人のうち10人は絶対に紺を入れるとか、ピッチには必ず5人以上紺パンを起用するとか、そういうローカルルールを作りだす必要性を感じるのです。現在のルール上30人全員を白パンにすることだって可能なBWさんが毎回毎回厚意で半分を紺パンで戦って頂いてる状況と言うのは、結果はどうであれ不公平極まりない感じがしますし、BWさんに申し訳ないと思うのです。そのほかにもBWさんは2チーム登録できるとか、、、いろいろアイディア考えられますよね。そもそも兵庫惑大会の存在意義はなんなのでしょうか?一年に一度だけ真剣勝負をするということで、各チームとも目標を持ってラグビーに取り組むことができるし、お互いが鎬を削ることによって兵庫県の惑チームのレベルそのものがアップするなどなど良い面がいっぱいあると思います。でもそれは真剣勝負をやるということにこそ価値基盤があるわけで、仮に現状本当の意味での真剣勝負ができていないとすれば、真剣勝負ができるようなローカルルールを作っていかないといけないと感じます。せっかく始めたいい大会であることには間違いはないので、もっともっとよいオペレーションができて発展していけばいいなと思います。by清水

努力なきところに女神は微笑まない

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/06/12(日) 19:12

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。今週もとばしました。月曜日から同期中田と甲子園球場で野球観戦。席は中田の年間指定席。はじめてこんないい席で野球観ました。はい。と、アルプス席には大野家一族が。いずれにしても試合はぼろ負け。それでも気分よくほろ酔い気分で家路につきました。中田は半分仕事とはいえ感謝感謝。週後半は東京へ出張して昨日どうにか帰還。今日の練習に無理やり間に合わせました(出張中も練習メニュー考えたり結構大変)。さて、今日もどうにか午前中だけもった空に感謝しつつ、2時間ほど激しい練習をさせて頂きました。赤黄の大先輩だけでなく、紺の諸先輩からも「毎週毎週、もういい加減にしてくれ!お前のせいで体中キズだらけや!」と罵声を浴びそうなんですが、世界一激しい練習をする某K大学出身の私を主将に選出してしまった以上、こうなるのはある程度分かっていたはずなんで、そこのところはみなさんにも責任あるんですよ。これが1年だけじゃなくて3年くらいは続きますんで、、、、そういうことで諦めて下さい(それでも、K大学伝統のゴロゴロとか、ルースの突っ込みとか、TST(タックル・セービング・トライ)とか、ローヘッドストレートダッシュとか、そういう昭和を彷彿させるめちゃくちゃなメニューは控えているつもりです。)。はい。さて、一昨年、昨年と兵庫惑大会でBWさんには力の差を見せつけられて大敗を喫したわけなんですが、少しでもその差を縮めることができるとしたら、それはいままでと同じ練習をしていたらダメだということをメンバー全員が認識することだと思っているのです。BWさんだけでなくて、宝塚さんにしても三田酔惑さんにしても毎年この大会を目指して努力しているわけで、我々芦楽だけがレベルアップしているわけではないのです。その中でなんとか勝とうと思うならば、それは一年365日少しでも何らかの努力をしていくことなんじゃないかと思うのです(毎日飲み歩いているお前にだけは言われたくないと。その通りです。可能な限り改めます。)。ところで、今日の練習はいままでよりちょっとだけレベルを上げてみたんですが、全てはこれまでやってきたスキルの延長線上にあるようにセッティングしたつもりです。が、全く新しいことをはじめたのかのごとく、これまでやってきたことを忘れてしまっていたように見えました。一つ新しいことをやると一つ忘れていては、進歩がないわけです。基本三角形を作って攻めることも、その際にCallingすることも、トップスピードで球を呼び込むことも、ヒット&ターンで球を確保することも、、、、全てはゲームで生きる基本プレーです。一つ一つ思い出してやっていくようにしましょう。練習のための練習にせず、やってきたことを是非試合で表現したいと思うんです。そうしないと面白くないので。以前このブログで私は、ラグビーにも人生にもラッキーバウンドはないという趣旨のことを書いたかと思いますが、もしもラグビーの神様や勝利の女神が存在するとするとしても、彼ら(女神は彼女か)は相応の準備や努力をしないチームには決して微笑んだりしないと思うのです。なので、仮に40過ぎたオヤジがなんでこんなガチんこの練習せにゃあかんのと疑問を感じたときは、是非そのことを思い出して欲しいと思います。それはそうと、今日は第39回兵庫県フェニックスラグビーフェスティバルがユニバ競技場でありまして、芦屋ラグビーソサエティのほうからも動員要請があったこともあって、練習後両PR広浜さん、山本さん(母校甲南高校優勝おめでとうございます)、Mr&Mrs澤村、LO森下さんと参加させてもらいました。午後からはあいにくの雨模様となりましたが、学生さんの試合、トップリーグの試合、そして我らが芦屋クラブの試合(今日は残念でしたね)と一日中ラグビーを楽しませて頂き、ほどよく疲れて帰宅しました。by清水
«前へ

<< 2011年6月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

2011年6月

<<前月翌月>>
2011/06/27(月) 13:50
挑戦は続く
2011/06/23(木) 22:14
この日のために
2011/06/19(日) 18:39
熱い平常心で挑む
2011/06/15(水) 22:12
兵庫惑大会の存在意義
2011/06/12(日) 19:12
努力なきところに女神は微笑まない
2011/06/05(日) 23:38
夕闇で戦う

ブログテーマ