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楕円球の青春 2011/5

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未熟なうちは成長できる

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/05/08(日) 19:35

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。今日は初夏の陽気となりラグビーをするには暑すぎる感じでしたが、張り切って舞洲グランドでフレッシュさんとの交流戦を行いました。結果は久しぶりの大勝となりましたが、決して褒められる内容ではなかったように思います。まあ、ただGW最終日、最近逆転負けとかしょぼい試合が続いて気分も沈みがちだったので、勝ったからひとまずよしとしましょう。帰りには澤田、大野、八木と今津温泉に立ち寄り旨いビールを飲ませて頂きました。はい。さて、今日のゲームもそうなんですが、芦楽の今のチームレベルあるいは状態というのは、一言で表現すると「ガキのラグビー」だということを改めて感じた次第です。まず、当然私も含めてですが、小さなミスが多くて一つ一つのプレーの精度が低い。次に些細なプレーの変化や想定外の出来事が起こると変に慌てる。3つめにピンチを瞬時にチャンスに変える(敵のミスに乗じてたたみかける)瞬発力&爆発力がない。4つめにコミュニケーションも含めてですが組織的なラグビーができていない。です。ラグビーにはいろいろなチームスタイルがあります。何が正解かということから言うと、戦いたかの正解なんてないんです。がちがちに形にはめるのもラグビーですし、自由奔放にやるのもラグビーなんです。芦屋楽惑には恐らく京阪神でも歴史のある部類入る30年の伝統があるんです。でも、そういう伝統的なチームカラーというかスタイルが決定的に欠如しているるように思うのです。「小さくてもユニークなクラブ」というスローガンは素晴らしいスローガンだと思いますが、チームスタイルとしては抽象的すぎて正直、よりどころとするにはわかりにくいわけです。なので、私はいまいるメンバーで新しい芦屋楽惑のチームカラー、スタイルを築きあげていきたいと思うのです。じゃ、それはなんなんだ?と言われると、まだその答えが見つからなくてもがき苦しんでいるわけです。いまいるメンバーとじっくり一晩徹夜で語り合いたいわけです。一度個々人が思っていることを遠慮しないでぶつけ合いたいわけです。でも、現時点でひとつだけ言えることは、チームが未熟なうちはいくらでも成長できるということです。まだまだやること、やりたいこと、やらなくてはいけないことがたくさんあるんです。メンバー一人ひとりの成長がチームの成長となり活力となると思っています。結果を残しながら成長するのは難しいことです。当然失敗とか息詰まることもあると思います。ですが、40歳すぎてまだまだ成長できるなんて素敵じゃないですか!私はこれからも個人としてもチームとしても成長できると信じてチーム作りに取り組んでいきたいと思っています。by清水

たかが5点差されど5点差

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/05/01(日) 18:44

こんばんは。主将の清水です。今日は朝からあいにくの雨模様でしたが、思っていたほどの悪天候にはならず、予定されていた兵庫惑大会が開催されました。我が芦屋楽惑は先々週の関西惑大会を全勝して勢いのある宝塚RFCさんとの初戦です。怪我人、そしてやむを得ない事情での不参加もありまして、残念ながらベストメンバーとはいかず、出場可能なプレーヤーも有効枠よりはるかに少ない状況だったことはマネジメントサイドとしてはちょっぴり残念でした。結果5対10。前半やはり詰めが甘くとれそうで取れない。後半一時同点にするものの最後はFW/BK一体となって縦突破され失点。出場できる選手で出場できない選手の穴埋めをしてなんとか勝ちたいと思い挑みましたが、勝ちきれませんでした。メンバー構成については、相手チームも条件は同じ。30人枠という総合力での勝負である以上、人数が揃えられないということは、それだけ選手層が薄いということなんで、これっぽちも言い訳になりませんし、ましてや敗因にはあげられません。エリアマネジメントは完璧とはいいませんが、ある程度できていたんじゃないでしょうか。昨年のようにゴール前のペナルティの繰り返しからFWにそのまま走り切られるといったシーンはありませんでした。ただ、エリアをとっても、詰めが甘くて取り切れない。チャンスを確実にものにできない。心配していた現在のチーム状態の流れの悪さが今日も出てしまったように感じました。チーム状態というのは一年を通じてみても、いいときもあれば悪いときもあるわけで、もがき苦しみながらそこをブレークスルーしていくことで、チームは一段と強くなると思います。そういう視点からいいますと、今チーム状態はどん底に近い状態かと思います。惑大会に合わせてチーム力を上げてこれなかったのは、明らかにマネジメントサイド、リーダーサイドの問題だと思い、試合内容云々も勿論ありますが、少なくても今日の敗戦という結果に対しては主将として大きな責任を感じています。宝塚さんとは毎年接戦をさせてもらってまして、昨年も5点差。今年もこの差を詰め切れないでやっぱり5点差の敗戦となりました。あそこでパスしてれば、あそこでミスしなければ、「勝てた試合」と思っているかもしれないのですが、一人ひとりの、そして個々のプレーの小さな小さな差が最終的に5点差になってあらわれただけであって、みんなが思っているほど紙一重の差ではないのです。試合直後はぼーっとしてましたが、帰宅して徐々に悔しさがこみあげてきました。またここから一年間この5点差をひっくり返すために、やるしかないです。ちょっとだけひっくり返すのではなくて、圧勝でひっくり返すという気持ちでないと、いつまで経っても差は縮まらないと思うのです。兵庫惑大会は今日が初日。まだまだ終わったわけではなくて、むしろこれからです。今年は幸い一戦一戦の間があきますので、これからどん底のチーム状態を立て直して残りゲームに臨みたいと思います。by清水
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