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楕円球の青春 2012/4/6

副将大野と@香櫨園

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/04/06(金) 22:10

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。火曜日は会社での飲み会後三宮サードローでキンソンさん相手に熱く思いを語り、一昨日は石橋の闇そば割烹でひたすら他人が注文したワインを飲みまくり、そして昨日は阪神電車香櫨園駅前の空華というカウンターだけの小料理屋さんで大野とビール⇒熱燗⇒酎ハイと全く懲りずめちゃめちゃ飲みまくりました。今週も飛ばしてます。はい。昨夜は一応一年間副将として支えてくれた大野副将と慰労会という名目(つまり理由はなんでもいい)で、芦屋楽惑について熱く語り合いました。クラブの底辺にいた我々もいつのまにか年下が増え、気がつくと40も後半。四捨五入すると紺パン。この先はだんだんと出場機会も減っていき、活躍できるのもあと数年かと思うとなんとなく寂しいねえなどと語り合うわけです。大野は私より1歳年下ですが、クラブ歴は私よりだいぶ長く、ゆえにメンバーもまだまだ少なくて、若かりし頃の徐さんや永長さんがいくら大活躍したとしても連戦連敗。そんな弱小クラブ時代を知っているのです。私はもうちょっとクラブが大きくなってから入部したとはいえ、はじめて芦屋中央公園のグランドに行って練習見たときは、これって一応ラグビーだけど、これでゲームしてまともなラグビーの試合になるのかな?などと思ったものです。私は2008年当時、海外から帰国して運動不足を解消しようと一念奮起。15年ぶりにラグビーをしようと思ってチームを探したんですが、本当は最初大阪の惑惑さんにでも入って端っこの方でやろうかと思ってました。でもネットで探してみると家の近所でもチームがあることがわかって、そのほうが長続きするかなあと思ってグランドに行ってみました。当時は徐主将。いまでも忘れてませんが(きっと徐さんは忘れているでしょう)、最初の練習が終わって家路につこうと駐車場に向かっているとき、強面で、もしかしたらその筋の人かもしれない徐さから「へたくそで弱いチームやけどよろしく頼むわ」って言われまして、気の弱い私は「断ったら大変なことになるかも」と瞬時に思い、この芦屋楽惑でプレーすることを決断したのです。いまとなっては、クラブ活動がライフワークになっているので徐さんには感謝しなければいけません。以来なにが私のモティベーションになっているかというと、ラグビーは大好きでも未経験者も多く、お世辞にも上手とはいえない、簡単に言うと弱っちいチームが、経験者やタレントを揃えた強いチームを倒すことに一種の「男のロマン」を感じているわけです。10回やったら(いや20回でもいい)9回(あるいは19回)は負けるんですが、1回くらいは牙をむいて勝つのです。そのたった1回の勝利のために1年間の試練があり、無数の悔しい思いがあるのです。そして毎回毎回次こそはなんとか倒したいとまた燃えるわけです。実はそれこそが芦屋楽惑の魅力そのものじゃないかと思っています。それにしても、芦屋楽惑もいまやメンバーが100人に迫るくらいの大所帯です。そこにはラグビーに対するいろんな価値観や思いがあります。そして、そんなチームがなんとかベクトルを合わせて、自分たちより明らかにレベルの高い相手を倒すにはどうしたらいいのか?そんなことを大野と熱く語った夜でした。by清水

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