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楕円球の青春 2011/4

兵庫惑大会への熱い思い

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/04/29(金) 19:07

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。個人的に今月に入って結構忙しくて、ブログの頻度が少なくってしまっていまして申し訳なく思います。今週も水曜日から東京に行ってましていま戻ったところです。その間も澤村の結婚式Vを遠隔ディレクションで制作とかとかしているわけで、携帯電話だとかスマートフォンだとか文明の利器を持つとなにかと忙しいわけです。さて、そうこうしているうちに兵庫惑大会が2日後に迫りました。初年度の試験大会を含めますと今年で3回目の大会となります。交流戦を中心にいろいろなチームとゲームをやって和気あいあいと酒を飲むという従来の惑チームのスタイルから、年に1回それも3試合だけですが、真剣勝負の公式戦があるということは、チームとして勝つラグビーを考えるモティベーションとなっていて、非常にいい大会だと思っています。残念ながら昨年までの2回の大会ではチームとしても個人としてもあまりいいプレーができずにいます。特に初年度は大怪我のリハビリ中でして、そもそもラグビーすらできない状況でしたし、昨年も400日強ぶりに復帰した直後でびくびくしながらラグビーをしていた感じでした。ところが、今年はまかり間違って主将になったこともあって、これまでとは違う思いで大会に臨むことになりました。なんとか勝とうとしているのは我々だけではなくて、ディフェンディングチャンピオンのビックウェイブさんも、宝塚さんも三田酔惑さんもこの大会を制するためにメンバーを強化し、そしていろいろな戦略戦術練ってくるものと思います。今年はこれまで以上にどのゲームも際どい熱戦が繰り広げられるような気がします。そうなってくると、勝負をわけるのはもはやスキルとかフィットネスというようなものではなく(そんなものはあって当たり前という意味です)、熱量、つまり勝ちたいという思いの強さが勝敗をわけると思うのです。例えばタックルは確かにスキルも大事なんですが、いくらいいスキルを持っていてもタックルにいかなければ所詮は宝の持ち腐れです。極論スキルなんてなくても結局はいくかいかないか、相手を倒す気持ちがあるかないかという部分につきるのです。芦屋は昨年創部30周年を迎えた伝統ある惑クラブです。その名誉ある主将として、その伝統に恥じないようプライドをもって最後まで戦いたいと思っています。チームは今月に入って遠征あり惑大会ありカーニバルありとゲームが続き多少怪我人もいたり、東北大震災の影響で仕事を優先せざるをえないメンバーがいたりと、チーム状態はピークという感じではないのですが、できる人間が結束して熱い気持ちを前面に出して闘い、一戦必勝で勝利を手繰り寄せたいと思っています。by清水

現有戦力で戦う

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/04/24(日) 22:31

こんにちは。とっても悲しいことがおきてしまいました。かつて小学校の時私の大ファンであったキャンディーズ。当時、明星とか平凡から切りぬいた彼女たちの写真を部屋中に、そして文房具にべたべた貼っていました。スーちゃんこと田中好子さんが55歳(紺パン)の若さでこの世を去ってしまいました。昨日YouTubeでキャンディーズの映像を見ながら涙が止まらなくなりまして、子供にどうしたの?とか言われてました。ある意味ラグビー以上に私の青春そのものだったので、ひとつに時代が終わったこと、ずいぶんと歳をとってしまったことを実感した瞬間でもありました。さて、今日のVs京都NASSOさんとの試合。決して勝てないゲームではなかったと思うのですが、序盤から私も含めてチーム全体のリズムが悪くて、悔しい敗戦となりました。今日の敗因を真っ先に挙げるとすれば、技術でもなく、戦略戦術でもなく、実は元気のなさに尽きるように思います。みんな楽しそうにラグビーやってない感じがしました。主将として責任を感じます。先日もブログに書きましたが、我々惑のラグビーは、そこらじゅうリスクだらけなんです。現役チームのようにメンバー全員が同じ目標を持って同じベクトルでチーム作りをできるわけではないし、それがゆえに常にある程度固定されたメンバーで試合ができるわけでもないのです。それぞれがそれぞれの楽しみ方というか、チームへのかかわり方をしているわけです。それでも私は、「強い芦屋楽惑を作りたい」と宣言しました。ラグビーは負けてばっかりでは面白くないわけです。いくらあのプレーが素晴らしかったとか、あの一発のタックルで今日は満足だとか言ったところで、本当の意味でラグビーを楽しんでいることにはならないと思うのです。なぜならラグビーは15人もの人間がピッチに立つチームスポーツだからです。来週からはじまる兵庫惑大会。そんなリスクだらけの中であっても、我々は毎試合毎試合できる人間が集まってフィフティーンを形成して戦い、そして勝利を目指すしかないのです。先日誰が出場しても同じパフォーマンスが発揮できるチーム作りを理想にしたいというお話ししましたが、いまこそそのチームスタイルを発揮するときだと思うのです。芦屋楽惑のよさは、素人のひたむきさとチームとしてのまとまりのよさにあるのです。一週間後に迫ったVs宝塚戦に向けてもう一度原点に戻ってゲームに臨みたいと思います。by清水

関西惑大会を終えて

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/04/17(日) 18:11

こんにちは。芦楽主将清水です。週末西日本の惑ラガーマンのみなさん、本当にお疲れ様でした。土曜日、日曜日とも天候に恵まれましていい大会だったんじゃないかと思いますが、各チームともけが人が結構いたようです。救急車も何回か来てました。40歳過ぎてもリスクを恐れずラグビーなんてこの世で一番危険なスポーツをやっているアホなオヤジたちが、西日本にだけでもこんなにたくさんいるのかと、正直ビックリします。決して主催者批判でもなんでもなくて、ただの個人的な感想なんですが、試合が過密で試合開始の挨拶、ノーサイドの一瞬の交流が各チームとあまりできなかったことは残念でした。さて、我が芦屋楽惑ですが、清水組船出の初戦は親交の深いジェントルマンさんとのゲームでした。かつて勝つどころかまともなラグビーの試合をさせてもらえていなかった強豪チームを相手に、20分1本とはいえ14対12で勝利。先日の交流戦でも前半かなり対等に戦えたこともあって、決して不思議な結果ではないと思いました。そうです。芦屋楽惑はこの数年で確実に強くなっているのです。昨日今日の6戦、西日本の決して弱くないチームを相手に2勝3敗1引き分け。今回は勝敗にはさほど拘らずに、兵庫惑大会に向けた練習ADのつもりで、失敗してもいいからいろいろ試しながらやろうということで臨んだ大会でしたが、そういう意味では格上相手、さらには我々自身がそれほどベストメンバーが揃ったとは言えない状況、そして何人かけが人がでてしまった状況を考えると、そこそこいい試合ができたんじゃないかと思います。勿論課題は山積みです。タックルは全体的にイマイチ甘かったように思いましたし、ブレークダウンでも負けていることが多かったように思います。エリアを取りにいくという戦術はかなり徹底されていたと思いますが、最後の詰めがやはり甘かったですね。とらないといけないところで、とり切れないという部分で負け試合が先行してしまったのではないかと思います。ただ、粘り強く凌いで、接戦に持ち込むというスタイルはどの試合でもそれなりに踏襲されていたように思います。兵庫惑大会は25分ハーフで行われますので今回の関西惑大会の結果は全然参考にならないと思っています。30人枠の総合力の勝負になりますし、50分間の持久力やフィットネス、ゲームメークそして戦略的選手交代も勝敗を決する重要なファクターになると思います。最後に今日日曜日芦屋楽惑は参加メンバーが15人ぴったりしかいなかったため、けが人が出たことで第二試合に宝塚さん、第三試合にBWさんからBKの選手を急きょお借りしました。無理できない(その必要もない)ゲームだったので、やむなしとはいえ、最後まで単独チームで戦えなかったことは主将としては少し残念です。小さなことですが、まだまだ弱小クラブだなと思ったりしました。まあ、気を取り直して、来週は今日の最終戦でドローゲームだった京都NASSOさんとの交流戦です。今度は20分ハーフの真剣勝負になるんで、今度こそ勝負をつけたいと思います。兵庫惑大会に向けて弾みをつけましょう。by清水

清水組始動

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/04/11(月) 21:36

こんばんは。昨日の総会で2011年度主将となりました清水です。「お前、ブログとかで偉そうにぎゃーぎゃーうるさいから、だったら自分でやってみろ。」ということだと理解しています。2年前に骨盤骨折の大怪我して、ラグビーなんてとてもじゃないけどもうできそうもないという状況から奇跡的に復帰してまたやってるだけでもアホなのに、さらに前線でやるっていうのは何を考えているのかと、数日前に嫁さんと大喧嘩になったりしたわけです。その時私が反論したのは、人間、ひとから期待されているうちが花。「長」と名のつくものは、たとえそれがトイレ掃除だったとしてもやるべきだと。なぜなら組織のトップにならないと見えないものがたくさんあると思うからです。なので、「もうお前いいよ。頼むからやめてくれ。」と言われるまで、芦屋楽惑ラグビークラブの発展のために貢献したいと思うのです。さて、私のミッションですが、強豪惑チームとも対等以上に戦える「強いチームを作ること」だと考えています。じゃ我々が目指すところの「強いチーム」とはどんなチームなのか。それは、誰が出場してもチームスタイルが変わることなく戦力が落ちないチーム作りです。特に白紺の年代というのは社会でも働き盛り。1年を通じて同じようにチームに貢献できるのか?同じようにパフォーマンスを出せるのか?はっきり言って約束できないわけです。転勤もあれば、異動もある。仕事の内容が大きく変わることもある。家族環境が変化する可能性もある。そこらじゅうリスクだらけなわけです。例えば大田が家族でディズニーランドに行っただけで勝てる試合を落とすようでは全然ダメなわけです。なので今年はそんな誰が出場してもチーム力に遜色のない理想的なチーム作りを目指してやっていこうと思っています。そのために主将の下に4人の副将(サブリーダー)を置き、さらにマネージメント(バックヤード)を強化する。練習や試合は、すべて課題とテーマをもって臨み、悪い部分は修正していく。そんなチームスタイルを築こうと考えています。まあ、そうは言ってもラグビーで一番大切なのはコミュニケーションですから、そんなに窮屈にはしないで、ミーティングだ、反省会だと、なにかと理由をつけてガンガン酒を飲むという姿勢だけはこれまで通り堅持したいものです。最後に名誉ある「清水担当」は澤田留任ということでご了承ください。ということで、今年一年よろしくお願いいたします。by清水

広島遠征を終えて

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/04/04(月) 17:56

こんにちは。昨日の試合、精彩を欠き、まるでダメダメだった清水です。最初のトライを取られたのは、私が足首に力が入らず踏み込んだディフェンスができなかったせいです。私が抜かれた後で、結局トライにはなったけどゴール前HO中尾さんの闘志あふれるタックルを見て自分のプレーを恥ずかしく思いました。そのほかにもSO大野が見事なカバーディフェンスをみせてトライにこそなりませんでしたが、やっぱり私のタックルが甘くてあわやトライというシーンもありました。言い訳するときりがないのですが、アタックこそごまかしてなんとかカッコつけたものの、このタックルが踏み込めない状態でこれ以上ピッチに立っていてもチームに迷惑かけるだけなので、3本目は自ら辞退させてもらったしだいです。大野組の最終戦で、なんとか勝たないといけないゲームだったのに、みんなさんごめんなさい!&大野、一年間お疲れ様でした!でも個人的にはどうしようもない試合だったものの、全体的に評価すれば、アウェイでの強豪戦で、そこそこ健闘したんじゃないでしょうか?我々は大野組のこの一年でずいぶんと強くなったんじゃないでしょうか?一つだけゲーム運びで気になることがありました。先日のジェントルマン戦もそうなんですが、強豪相手に前半善戦するんですが、最後は力でねじ伏せられるパターンが続いていると思うのです。善戦は所詮善戦なんで、ここをブレークスルーしないと本当に強い芦楽にはならないわけです。これまでは、強豪相手だとキックオフ直後から圧倒されて大敗してきたわけですが、最近では余程のことがないかぎりそういう試合にはならないように思います(昨年末の惑惑さんとのゲームを除いては)。ただ、この善戦するけど最後に気持ちが切れて終わってみれば結構な点差がついてしまうという同じパターンの繰り返しは修正していかないといけないと思うのです。同じパターンでの負け癖はなるべくつけたくないわけです。来期は戦い方のコンセンサスも確立していきたいのですが、私的には格上の強豪相手の場合、前半~後半終盤まで1トライ1ゴール以内の僅差で粘って、最後の10分で勝負をしたいわけです。つまりディフェンスで終盤までなんとか粘ってワンチャンスでひっくり返したいのです。あと一歩な感じなんです。ピッチに立つ15人は勿論のことできればチーム全体のコンセンサスがもう少し徹底できれば、そういう試合ができそうな雰囲気は感じるのです。ただ、そういう試合をするためには、やはりフィットネスをもう少しあげていかないといけないですね。粘りが一試合もたないというのは、持久力の問題もやはりあると思うのです。多少序盤からガンガンやられても最後まで耐えられるベースがどうしても必要に思うのです。最後になりましたが、昨日骨折してしまった大河原さん、グランドで待ってます。怪我の回復、完治はもちろんですが、さまざまな環境を整えてまた一緒にラグビーが出来る日がくると信じています。大怪我して1カ月も入院したうえに1年以上もリハビリして会社にも家族にも、メンバーにも迷惑をかけまくった私が言うのもなんですが、焦らずラグビーへの熱量さえ失わなければ必ず戻ってこれると信じます。by清水

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広島遠征を終えて

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