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楕円球の青春 2011/2/4

フォローワーシップ型組織について

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/02/04(金) 00:13

こんばんは。楽惑HP担当清水です。今日は@今津で前主将徐さん、現主将大野、鈴木の加入で最年少を抜け出した乾ちゃんと今年の初勝利祝勝会を開催しました(ようするに名目はともかくただの飲み会です)。今日は主将論について書きたいと思います。みなさん普段主将というものを感じていないのかもしれませんが、正直ラグビーのキャプテンは重いです。私見を言わせてもらえるならば、現芦屋楽惑主将大野は本来主将タイプではないんです。SO大野に主将の重責を負わせることは本当は荷が重いのです。大野はプレー以外の余計なことをうだうだ考えさせずに自由にやらせてこそ力を発揮するタイプなので、本来ほかに人材がいるならば主将はほかの人間がやったほうがいいと思うんです。ラグビーでSOで主将というのは野球でいえばエースで4番です。簡単に言うと天才的なプレーヤーがやるべきものなんです(大野もAB型で天才肌ではあるんですが、、、)。でも、大野が主将になった以上、まわりがそれを支える必要があるんです。早稲田大学ラグビー部前監督中竹竜二氏が言うところのフォローワーシップ型のオペレーションが必要なわけです。主将にはいろいろなタイプがあるわけで、キャプテンシーのありかたもさまざまなんです。徐前主将のようにいわゆるリーダーシップ型もあれば、大野のようにフォローワーシップ型もあるんです。そういうことをメンバーのみなさんに感じて欲しいのです。先日の参丁目戦で大野が早々に怪我で退場した時、この試合は姑息な手段を使ってでも絶対に勝たなければいけないと瞬時に感じて欲しいわけです。なぜなら我々は大野主将を中心としたフォローワーシップ型のチームだからです。この試合を落とすようなことがあればチームスタイルが崩壊するわけです。だからこそ強引に勝利をもぎ取る必要があったわけです。リーダーシップ型のチームというのは、基本的には主将の強烈なキャプテンシーをもって成立しているので、逆に言うとキャプテンが不在となると(交代すると)もろいわけです。つまり主将が不在となったことで敗戦しても言い訳ができるのです。一方フォローワーシップ型組織というのは、その目的にこそコアバリューがあり、仮にリーダーが変わってもチームが同じパフォーマンスを発揮できることに特徴があるのです(これは先日お話したラグビー宗教論に相通ずるものがあります)。歴史を振り返ると徐さんはリーダーシップ型であり、それを大野に同じことをやれと言っても無理なわけです。だから、大野は大野のやりかたでチーム作りをすればいいんです。それをまわりの人間が支えるということです。サッカー日本代表の長谷部選手も同じです。フォローワーシップ型の主将なんです。そういうことを意識してチームを盛りたてていけば2011年大野組は素晴らしいパフォーマンスを発揮することと思うのです。ということで、今日は珍しくやや酩酊ぎみで、書いているうちに目が回ってきたので、このへんで終了します。最後に今日は節分、「鬼は外!福は内!」。同時に春節(農歴旧正月)、「恭喜発財!」。by清水

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