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続続続・楕円球の青春

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Vol.17 初蹴り。

 written by 八木 亮#91 投稿日時:2019/01/27(日) 22:58

こんにちは!!芦屋楽惑の八木です。
今日は今年初めての公式練習を行い、雪のちらつく天候の中、見学の私を含めて21人が集まりました。我がチームの練習は元トップリーガーから初心者まで、また40代の白パンから80代の紫パンまで一緒にできる練習は一緒にやる、という文化があります。「初蹴り」とはサッカーやラグビーなどで新年最初の練習や試合のことを言います。惑ラグビーの伝統で、年齢は「数え年」が採用されています。要するに初蹴りとはみんな平等に一才歳を重ねて初めての練習ということになります。
「数え年」が未だに採用されていることに僕は多少の疑問を持っています。社会通例的にあまり馴染めなくなっている、自分が何歳なのかさえ分かりにくい、同じ学年だった同期が一緒にパンツ昇格できない、というのが主な理由です。これについては僕の知り得ていない理由もあると思うので、いろんな先輩方に守り続けている理由を伺いたいなぁと思っています。
しかし今日の初蹴りを見学していて、全員が同時に歳をとるというのも悪くないなぁ、と思いました。前回のブログで僕の病気のことを書きましたが、おかげさまでその後順調で、今日グランドで仲間のみんなと初蹴りで「一緒に歳をとる」ことができて本当に嬉しかったのです。
練習の最後に全員が横一列になって、1つのボールを回している光景を見ていてそう思ったのでした。

※当ホームページは35歳以上のいろんな動機で「ラグビーをやかな?」と思う人のきっかけ作りを第一の目的とします。

Vol.16 ラグビーに生かされて。

 written by 八木 亮#91 投稿日時:2019/01/16(水) 16:15

明けましておめでとうございます!!
芦屋楽惑の八木です。
私事ですが、ちょうど1カ月前、ラグビーの試合中にくも膜下出血を発症し救急車で運ばれました。特に衝突があったわけでもなく、たまたま試合中に発症したということだったようです。昨年春から単身赴任だったので、もしラグビーのお誘いがなければ一人でどうにもできず三途の川を渡っていた可能性が高かったです。ラグビーに生かされた。僕の人生にはっきりと確かにそれが刻まれることになりました。
ちなみに「くも膜下出血」は脳に血の袋ができてそれが破裂するというもので、1/3が死亡、1/3が後遺症あり、1/3が後遺症なしだそうで、僕の場合幸運にも一番最後部類に入ることができました。高血圧と家族病歴に多少の相関関係があるものの直接的原因は解明されていません。周りにも結構聞く病気だと思うのですが、200~300人に一人が破裂までいくそうです。脳ドックなるものを受診していれば「血の袋(静脈瘤)」は発見できるそうで、僕も高血圧があったのでしっかり追跡していれば破裂は防げたようです。
話は変わりますが無事に正月を迎えることができ、大学選手権もテレビで観戦しました。久しぶりに関西勢の優勝が見たいとか、やっぱり伝統校が強いと盛り上がるとかもありましたが、そんなことを超越して感動させられました。天理のモアラ、マキシ、フィフィタ選手、島根主将の破壊力に対してそれを封じる明治のディフェンス。もう、スキルを越えた意地と意地のぶつかり合いは凄まじかったですね。僕としてはやはりハーフに目が行くのですが明治の福田主将のゲームコントロールは素晴らしかったと思いました。基本的に急ぎすぎない、ここと見たときにテンポを上げる。自分と味方を信じたパス。トップリーグやそれ以上のクラスでどんなパスさばきを見せてくれるのか将来が楽しみです。
ラグビーに生かされ、折角なんで今後も仲間のみなさんと思う存分ラグビーを楽しみに生きていこうと思います。今回は幸運にも助けられましたが、今後は予防とチェックで、出来る限り必然的に生きていきたいと思うのは、自分だけでなく周りのみなさんにもそう思ってもらいたいです。

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Vol.15 初トライとラストトライ、そして提案。

 written by 八木 亮#91 投稿日時:2018/12/11(火) 20:47

こんにちは!!
芦屋楽惑の八木です。先週末は尼崎市長杯にチームで参加してきました。毎週のようにどっかで試合があって、所属チームで出たり、頼まれてもないのに助っ人で出たり、気がつくとたぶん100人ぐらいで毎週グルグル回しながら試合してて、敵も味方も知り合いばっかりと思ったら、試合中に相手チームでスゴい久しぶりの人に気付いて目が合ってハニカんだり。笑 これは京阪神惑ラグビーあるあるでね。
話は変わりますが、トライは15人でとるものです。それを己だけの手柄だ!!なんてのはダサい。って話は割りと広くある(おっさんラグビーにも通ずる)常識だったりします。誰がトライするのか?は戦術等を語るとき以外あまり語られません。しかしこの日は二人のトライが記憶に刻まれました。以前にも触れた野球畑で45才デビューのON君の人生初トライ。それから白紺卒業試合だったMTBさんのトライ。
ON君に関しては「もっと早くからマジでラグビーやっとけば良かったぜ」と、スクールウォーズで見たことあるようなセリフを本気で吐いてのには驚きました。が、その晩彼が臨んだ「夜の試合」ではトライとは行かず、悶々と家路についたそうです。まあ、人生そこまで上手くいったらたまったもんじゃありません。笑
MTBさんについてはこの半年「今年で最後やねんから、トライさせー!!」と言わんばかりのオーラがハンパなく、トライを量産されていました。私もスクラムハーフとして何度かご一緒しましたが、存在感が凄まじく、(しかたなく笑)パスを出すとそれはそれはゴールラインしか見えてないのか?ぐらいの走りを見せておられました。ひょっとしてウイングとして一番大事なとこ見つけちゃったのかもしれませんね。

※以下、関係者に向けた内容になります。
ここで提案があります。「個人的」であって「クラブの総意」ではないのですが、「紺赤」カテゴリーを作りませんか?
白紺/赤黄で分けすぎな気がしてます。理由としては①最近の赤昇格の先輩が元気過ぎる。で、昇格なのに何だか寂しそう。③白パンから見て赤昇格の先輩と再び一緒に戦うのに十年以上かかる。下手したら20年弱。僕ら待てまへん。先輩たちこそこの世で待ってくれるか分かりまへん。笑
個人的には兵庫惑大会の試合後にセッティングするのが良いかと思っています。関係者のみなさん、いかがでしょうかね?


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Vol.14 ロンドン武者修行?で感じたこと。

 written by 八木 亮#91 投稿日時:2018/11/23(金) 18:23

こんにちは!!
芦屋楽惑の八木です。先週末ロンドンに行ってきました。元々の目的はJAPANのテストマッチ史上初となる聖地トゥイッケナムでの観戦。これで夢がひとつ叶えられました。しかしそれだけで帰るのはもったいないので現地でラグビーしてきちゃいました。
ロンドンジャパニーズと言って、現地駐在の日本人中心に活動されているチームがあって、なんとかアプローチしたところ代表戦同日に故人奥克彦さんの記念試合が開催されるとのことで、あつかましくも飛び入り参加させていただけました。
写真はその試合会場となった名門リッチモンドラグビークラブ。ラグビーコートが6面程あって伝統を感じるクラブハウスがありました。こういったクラブは地域のラグビーファミリーの会費で成り立っており、地域の人達で芝のメンテナンスもしたりするそうです。施設はスクールからいわゆる惑ラグビーまで使われて、週末にはビール片手にクラブ対抗試合をみんなで楽しむ。そして驚くべきは150年ほどの歴史があるとのこと。帰国後いろいろ調べてると平尾誠二さんがロンドン留学時代に所属されていたそうです。
日本国内でも私の知る限りでは栃木県・栃惑プレジデンツさんが素敵なグランドとクラブハウスを運営されていますね。一人一人の行動力と深いラグビー愛があって、人数の掛け算が相当量ないと実現できるものではないことを考えると、心の底から敬意と尊敬、憧れの気持ちで一杯になります。
兵庫惑のライバルチームにも半官半民で運営されていたグランドとクラブハウスがありましたが、数年前に諸事情で閉鎖となりました。大好きな場所だったので年に1、2度お借りするのを楽しみにしていただけにすごく残念だったのですが、いつか地域ラグビーファミリーの結束で再現できたらめちゃ楽しいだろうなと妄想したりします。
ちなみにロンドンのクラブ施設運営は会費はさることながら、富裕層の寄付金も大きな資金源となっているようです。兵庫惑大会の駐車場見てたらわりと高級車が多いので、これ以上何も言えませんが何とかなるんちゃうか?と思ったりします。笑




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Vol.13 黒豆カップ。

 written by 八木 亮#91 投稿日時:2018/10/29(月) 18:39

こんにちは!!
芦屋楽惑の八木です。昨日はライバルチーム三田酔惑さん主催の黒豆カップに参加してきました。当大会は15回を数える伝統ある大会なのですが、酔惑さんが色んなことを乗り越えて存続させていることを知っていたり、大会名に由来する地元名産黒豆を楽しみにしていたりの阪神間惑ラガーに広く深く愛されている大会です。
会場には酔惑さんで金パンまであとわずかだった先輩の素敵な遺影が飾られていたのですが、開会式での黙祷イベントではプロのプラスバンドが演奏され何とも清々しい気分で先輩を送り出すことができました。
毎年黒豆の季節に集まり、みんな一つずつ歳をとり、気が付けばパンツのクラスも上がり、大往生するまでラグビーを楽しむ。今回の写真は大往生に一番近いクラスの試合前、先輩方の背中をパシャリとしてみました。これが60代から80代の惑ラガーの背中です。
それからもうひとつの写真が来年紫パンツに昇格される、我らがキタさんこと北口さんです。今日は独走トライを決めたかと思えば、強烈なタックルで頭を打ち付けられるようなシーンがあり、一時運び出されたのですが、記憶を確かめるために「キャッシュカードの暗証番号は?」と聞いた不届きものに対し「言えるか!!」との返事だったので大丈夫な様子でした。笑 でも、本当にびっくりしたのはその5分後には不屈の闘志でピッチに戻っていたことでした。試合後の写真がやたらと爽やかだったので掲載しておきますが、前述の遺影ではございません。まだまだ敵を切り裂く、現役のセンターです。
とにかくめちゃくちゃ盛り上がった大会になったのですが、紺白のカップ戦では我がクラブが優勝し、初めてご用意いただいたカップに名を刻むことができました。
三田酔惑のみなさん、今年もありがとうございました!!来年も楽しみにしております!!




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