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楕円球の青春 2013/3/11

冷たい雨に打たれても前を向こう

 written by 清水 誉 投稿日時:2013/03/11(月) 15:27

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。昨日は冷たい雨の中、芦屋クラブさんとの合同練習ということでラグビーパークを開催させてもらいました。これまでは、芦屋クラブさんから今時な練習方法を学ぶ機会という要素が強かったのですが、今回は5月から始まる兵庫惑大会に向けて本番の試合でも使える実践的なスキルを中心にこちらから「こういうことを教えて欲しい」とリクエストさせてもらい、それに応えて頂きました。ちょっぴり残念だったのは、折角の機会だったにも関わらず荒れた天候だったせいもあって、参加者がいつもよりも少なかったことです。まだ大会初戦までは1ヶ月半ありますので、教えてもらったことをチーム全体に浸透させていきたいと思っています。昨日雨の中で思ったことは、チームの意思疎通、意思統一がいかに大切かということ、ピッチに立つ15人のうち1人でも(あるいは全メンバーのうち1人でも)いい加減な気持ちでいると勝てる試合も勝てないということです。それから、当たり前ですがラグビーのプレーに正解はなく、チームあるいは個々人が考えて最善のプレーを選択していくのがラグビーだということです。それには普段からの意思疎通が大切ですし、個人レベルでの最低限のフィジカルも必要だということです。たとえば、倒れた後に腹筋を使ってボールをコントロールして敵から遠いところにダウンボールするって言っても、そもそも腹筋の筋力がなければやろうにもできないわけです。年明けからけが人を多く出てしまい、試合の組み方やチームマネジメントについて、心を痛め、そしていろんなことを考えさせられました。言葉は適切じゃないかもしれませんが、所詮は遊びでやってるラグビーではありますが、大けがと隣り合わせのスポーツだということをメンバー一人一人が再認識し、軽い気持ちでやらないということをチーム全体に浸透させないといけないなと思っています。我々のクラブは夏と冬にオフシーズンというものがありまして、1ヶ月から1ヶ月半ほどの休みがあります。この間、何もトレーニングをしないで過ごす人もいるのではないかと危惧するわけです。トレーニングをしっかりしていたって怪我をするときはするかもしれませんが、ただ少なくても大けがをするリスクは格段に下がるのです。私はかねがね「トレーニングができなくなったらラグビーをやめよう」と思ってきました。昨年10月に左肩腱板断裂してからは全く上半身のトレーニングができない状況が続いていることを考えると、私自身その時が近づいていると感じています。昨日の練習の後に幹事会がありまして、その際主将としての胸の内をお話しさせて頂きました。数年前から比べても格段に大所帯になってしまったクラブの運営も規模の大きさに合わせて変えていかないといけないと思います。大けがのリスクも規模に比例して大きくなります。遠征やカップ戦への参加についてもディスカッションしていかなければなりません。また規模の大きさに伴い主将や主務への負担も大きくなってます。そもそも本来なら監督とかヘッドコーチがやるような仕事も主将や主務に降りかかってくるわけなので、気が付くと大変な重労働になっているのです。いろんな人がそれぞれの思いで集まってきているクラブチームなので、無理強いはできませんし、それ以前にチーム全体のベクトルを合わせることは容易ではありません。でも、私は思うのです。そもそもラグビーっていうスポーツは意思統一と意思疎通が最も大切なスポーツであるとするならば、規模がどんなに大きくなろうと、やっぱりチームでしっかり目標をもち、その目標に向かってメンバー全員が持っている力を結集させないといけないと。年明けから上田、新田、蔦村、大田、永長とけが人が相次ぎ、チームとしても個人としてもだいぶダメージを受けてしまいました。まだまだ風は冷たいのですが、季節はもうすぐ春。この冬に起こってしまった様々な事故、そしてその反省を成長の糧としつつ、「今年こそ優勝カップを芦屋へ」の強い思いを胸に兵庫惑大会に懸けたいと思います。by清水

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