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楕円球の青春 2013/3

清水組の1年を振り返る

 written by 清水 誉 投稿日時:2013/03/31(日) 20:05

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。私事ですが、4/26大阪梅田にカファレルの9番目の直営店舗となるグランフロント大阪店がグランドオープンします。今回はこれまでのような小規模の物販店舗ではなく、イートインスペースもあるカフェスタイルとなります。『トリノの日常』をテーマに従来のようなスウィーツだけではなくお昼はパスタやフォカッチャなどのライトミール、イタリアンヴェジタブルを使った野菜料理などを打ち出します。夕刻からは、やめればいいのにアルコールも提供することにしています。そこまでやってしまうと、当然投資額も大きくなっていて、絶対に失敗できない大型プロジェクトです。なので、今すごく忙しいし、精神的にテンパっていたりするのです。まあ、それでもそれなりにビジネスを楽しんでやっています。オープンの暁にはぜひみなさんもお立ち寄り頂ければ幸いです。さて、今日は芦屋楽惑ラグビークラブの2013年度第33期総会が開催されました。この1年の戦績を振り返ると、16勝14敗1分と2年ぶりに勝ち越しました。またカップ戦を除く所謂交流戦、公式戦だけでいえば9勝4敗1分と7割の勝率を収めました。けが人も多く出してしまった一年でしたが、チーム力が確実にアップしたことを実感しています。思い出に残る一戦は、昨年の兵庫惑大会初戦の宝塚さんとの試合。気持ちのこもった熱いタックルで2年連続で惜敗していた宝塚さんを倒しました。そして秋のビッグウェイブさんとの第一回定期戦。前に出る激しいタックルで24-10で4年ぶりに勝利しました。また終了間際に逆転した深野さんの追悼試合となった天理戦も心に残る一戦でした。春の兵庫惑大会でビッグウェイブさんに負けたあと、やっぱりフィットネスで負けたらラグビーは勝てないという信念のもと夏合宿からハードな走り込みをしました。そしてその成果が秋シーズンの快進撃につながったかなと思っています。メンバーも増え、マネジメントサイドもより高いレベルの管理運営が求められ、また毎回30名以上となる練習もメニューから当日の動きまでオペレーションがとっても大変なのです。欲を言えば、もうちょっとアウェイ戦、遠征への参加者が増えてくれたらと思っています。また、けが人が多く出てしまった反省からチームレベルでも個人レベルでも怪我に対する意識を高めることが必要だということも勉強しました。そんな2年目の清水組も今日で終了となるはずだったのですが、今年からトライアルでシーズンの節目を兵庫惑大会終了後、夏のオフにもってくることになり、2年目の清水組は4か月ほど延長することになりました。3度目の兵庫惑大会を清水組でもう一度戦えることはこの上ない幸せです。今年こその思いを胸に、この4か月間を過ごしたいと思っています。by清水

旅立ちの季節

 written by 清水 誉 投稿日時:2013/03/19(火) 13:38

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。昨日は日本列島いたるところで春の嵐が吹き荒れ、そして今日、神戸は春らしいぽかぽか陽気です。一日一日と春が近づいてきているのがわかります。私事ですが、バレンタインデー、ホワイトデーと続いたチョコレート冬の陣がようやく終わりまして、今週は束の間のホッと一息といった感じです。みなさん、奥さんや娘さんたちと絆を深めましたか?お前がいうなと。。。余計なお世話?ですよね。はい。3月は別れの季節、そして4月は旅立ちの季節です。先週土曜日次女の中学校の卒業式がありまして京都まで行ってきました。春らしい卒業式日和でした。これで娘2人とも義務教育を終えたことになるので、なんとなく私の必要最低限の義務も終わった感じがしてまして、ちょっと肩の荷が軽くなったように思います(気のせいかな)。そして、義務が終わるという意味では芦屋楽惑ラグビークラブ清水組2年目ももうすぐ終了となります。総括するのはまだ早いので、次回のブログネタにとっておきたいと思います。ただ、ちょっとだけ時代を振り返れば、時間の経つのは本当に早いものだと実感します。主将を引き受けてからあっという間に2年が経ちました。ちょうど東日本大震災が起きて、時代が何か混沌とし始めたころでした。私の場合、お鉢が回ってきたらあまり変な役割でない限りは大概無条件に引き受けるスタンスでこれまで生きてきました。とはいえ、4年前大けがして本当だったらもうラグビーなんてできない状態であることを考えると、復帰してラグビーができているだけでも奇跡なのに、さらに主将までやらしてもらっているのはあくまでおまけなんだなと思っているのです。だから、もうこれ以上は欲張れないのです。私も白パンでプレーするのは今年までとなり、来年から紺パンに昇格します(なんか偉くなる気分)。おかげさまでこの2年いろんな経験ができました。その間、たくさんの出会いもあり、そしてお別れもありました。巷、ラグビーシーズンは短い短いオフを終えて、今年こそは!の強い思いを胸にすでに新しいスタートを切ったチームも多いと思います。そして我々芦屋楽惑(白紺チーム)は5~6月の兵庫惑大会に向けてチーム力が最高潮になっていく時でもあります。さまざまな思いを胸に今年もまた新しい旅立ちの季節を迎えようとしています。by清水

冷たい雨に打たれても前を向こう

 written by 清水 誉 投稿日時:2013/03/11(月) 15:27

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。昨日は冷たい雨の中、芦屋クラブさんとの合同練習ということでラグビーパークを開催させてもらいました。これまでは、芦屋クラブさんから今時な練習方法を学ぶ機会という要素が強かったのですが、今回は5月から始まる兵庫惑大会に向けて本番の試合でも使える実践的なスキルを中心にこちらから「こういうことを教えて欲しい」とリクエストさせてもらい、それに応えて頂きました。ちょっぴり残念だったのは、折角の機会だったにも関わらず荒れた天候だったせいもあって、参加者がいつもよりも少なかったことです。まだ大会初戦までは1ヶ月半ありますので、教えてもらったことをチーム全体に浸透させていきたいと思っています。昨日雨の中で思ったことは、チームの意思疎通、意思統一がいかに大切かということ、ピッチに立つ15人のうち1人でも(あるいは全メンバーのうち1人でも)いい加減な気持ちでいると勝てる試合も勝てないということです。それから、当たり前ですがラグビーのプレーに正解はなく、チームあるいは個々人が考えて最善のプレーを選択していくのがラグビーだということです。それには普段からの意思疎通が大切ですし、個人レベルでの最低限のフィジカルも必要だということです。たとえば、倒れた後に腹筋を使ってボールをコントロールして敵から遠いところにダウンボールするって言っても、そもそも腹筋の筋力がなければやろうにもできないわけです。年明けからけが人を多く出てしまい、試合の組み方やチームマネジメントについて、心を痛め、そしていろんなことを考えさせられました。言葉は適切じゃないかもしれませんが、所詮は遊びでやってるラグビーではありますが、大けがと隣り合わせのスポーツだということをメンバー一人一人が再認識し、軽い気持ちでやらないということをチーム全体に浸透させないといけないなと思っています。我々のクラブは夏と冬にオフシーズンというものがありまして、1ヶ月から1ヶ月半ほどの休みがあります。この間、何もトレーニングをしないで過ごす人もいるのではないかと危惧するわけです。トレーニングをしっかりしていたって怪我をするときはするかもしれませんが、ただ少なくても大けがをするリスクは格段に下がるのです。私はかねがね「トレーニングができなくなったらラグビーをやめよう」と思ってきました。昨年10月に左肩腱板断裂してからは全く上半身のトレーニングができない状況が続いていることを考えると、私自身その時が近づいていると感じています。昨日の練習の後に幹事会がありまして、その際主将としての胸の内をお話しさせて頂きました。数年前から比べても格段に大所帯になってしまったクラブの運営も規模の大きさに合わせて変えていかないといけないと思います。大けがのリスクも規模に比例して大きくなります。遠征やカップ戦への参加についてもディスカッションしていかなければなりません。また規模の大きさに伴い主将や主務への負担も大きくなってます。そもそも本来なら監督とかヘッドコーチがやるような仕事も主将や主務に降りかかってくるわけなので、気が付くと大変な重労働になっているのです。いろんな人がそれぞれの思いで集まってきているクラブチームなので、無理強いはできませんし、それ以前にチーム全体のベクトルを合わせることは容易ではありません。でも、私は思うのです。そもそもラグビーっていうスポーツは意思統一と意思疎通が最も大切なスポーツであるとするならば、規模がどんなに大きくなろうと、やっぱりチームでしっかり目標をもち、その目標に向かってメンバー全員が持っている力を結集させないといけないと。年明けから上田、新田、蔦村、大田、永長とけが人が相次ぎ、チームとしても個人としてもだいぶダメージを受けてしまいました。まだまだ風は冷たいのですが、季節はもうすぐ春。この冬に起こってしまった様々な事故、そしてその反省を成長の糧としつつ、「今年こそ優勝カップを芦屋へ」の強い思いを胸に兵庫惑大会に懸けたいと思います。by清水

ペナルティの意味

 written by 清水 誉 投稿日時:2013/03/02(土) 18:37

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。まだまだ寒い日もありますが、季節は確実に春へと向かっているように思います。昨日、2/3(日)@三田フェザンツでのミニマッチで脛骨骨折&脛腓靭帯完全断裂の大けがをしてしまったU田を彼の勤務する病院に訪ねました。受傷当日救急で病院の搬送した時点では骨折という診断だったものの手術して数日入院で退院できて3か月もすれば完治するという話だったので(まあそれでも大けがですけど)、多少ほっとしていたのですが、その後靱帯断裂が判明したそうです。U田は入部間もないため部内にはまだあまり親しいメンバーがいないこともあって、本人からの経過報告があるまで情報が聞こえてきませんでした。すぐに連絡をさせてもらって、車いすで勤務しているということでしたので、昨日勤務先のほうに伺ったわけです。私的には彼の経過報告が悲痛な叫び声に聞こえたし、そしてそのあとの彼とのやり取りの中でも気になるコメントがいくつかあったので、そのあたりを聞きたいと思ったわけです。詳細はこのような公なメディアに載せるような内容ではないので割愛しますが、うちのチームのみならず惑ラグビーチームの怪我に対する認識の甘さ、意識の低さ、安全対策やリスク回避の無策、毎度繰り返すようですが自己責任や不運で片づけようとする風潮、さらには惑の試合を吹くレフリーについてもそのレフリングの未熟さ、ゲームマネジメントレベルの低さなどなど、私的には彼の言葉からそういうものを感じ取ったのです。たまたま彼が受傷したゲームでレフリーをしていたのがほかでもない私だったこともあって、責任をさらにズシリと感じたのです。そして、このまま惑ラグビーを続けてれば今回のような怪我、あるいはそれ以上の大けがが再び繰り返し起こると確信しているのです。U田との話でひとつ気が付いたことがあります。それは、ラグビーの反則の意味です。近年とくにその傾向が強いんだとは思いますが、反則っていうのはそのほとんどが危険な行為に対する警告なんだということです。オフサイドにしてもそうですし、ゲート、オーバーザトップ、ノットロールアウェイ、、、全部その行為一つ一つが大きな事故に繋がる可能性の高い行為なのです。惑の試合を見ていると、私も含めて経験の浅いレフリーが笛を吹くことが多くないですか?そして、どういう訳かそういう反則に対するレフリングが甘い(つまり大目に見る)のです。惑のゲームで厳しく笛を吹くと、特に密集などでは双方ほとんどのプレーが反則になってしまうので、大目に見て流すことが多いのかもしれませんが、今回の件で私は逆だろって思ったんです。惑のゲームこそレベルの高いレフリーがしっかりゲームマネジメントをし、半世紀前のルールしか知らないプレーヤーをゲーム中に戒め、きっちり厳しくレフリングすべきじゃないでしょうか?なぜならフィジカルが衰えているプレーヤーがやっている惑のゲームこそ大事故が発生する可能性が高いからです。この歳になって何十年もラグビーやってきて、そんな簡単なことにこれまで全く気付かず(というよりもそういう意識がなく、といったほうが正しい)、いまになってやっとペナルティの本当の意味に気が付いた自分が恥ずかしく思えます。そんなことわかってるよって言われる方もいると思いますが、惑ラガーマンにはぜひ、全てのペナルティは危険行為であると認識して欲しいと思います。そして、もしできることなら、レフリーには厳しいレフリングを切に願うものです。by清水

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