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楕円球の青春 2012/12/8

【緊急執筆】関東学院にみる大学ラグビーの栄枯盛衰

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/12/08(土) 21:55

こばんは。芦屋楽惑清水です。先ほど明日に備えて自宅に戻ってきました。昨日は神奈川県は藤沢市辻堂にあるカファレルテラスモール湘南店のジェラートケースの入れ替えでホテルへ戻ったのが午前2時。今朝は強風の中、早朝から七里ヶ浜のBillsに”世界一おいしい朝食”を食べに行きました。50代を目前にしたオヤジの行動ではないです。めっちゃ眠いです。はい。さて、一昨日ブログを更新したばかりですが、今日本当にさみしい出来事があったので、ブログを書かずにいられなくなったのです。90年代後半から2000年代にかけて大学ラグビーを牽引していた関東大学リーグ戦の関東学院大学が今日、入れ替え戦で立正大学に17対40で大敗して2部降格が決まりました。前年度大学選手権ベスト4のチームが翌年に2部に降格すること自体が非常に稀なことだと思うのですが、そんなことよりも一時は関東/早稲田時代を築き、10年連続で大学選手権決勝に進出し、6度の優勝を誇った紺x水色のジャージがこんなかたちで転げ落ちていくのを見るのはとても辛いのです。もう一つの関東リーグ戦の入れ替え戦を戦いなんとか残留を決めた大東文化大学もやはり80年代から90年代にかけて大学ラグビーを牽引したチームです。確かに学生さんのラグビーは毎年メンバーが入れ替わるわけで、実力レベルを維持することは非常に大変だと思うのです。そういう意味でいうと、若干弱い時期はあるにせよ長きにわたって実力を維持し続ける早慶明、同志社あたりはそれはそれで立派なものだと思うのです。そこには個々人の実力とか指導者の力量とか、そういう目に見えるものではなく、脈々と受け継がれる伝統の魂が宿っていると言わざるを得ません。そういった目に見えないラグビー哲学というか宗教性が存在していることが非常に大事だということは歴史が証明しているわけです。大東大は監督の不祥事、関東学院は部員による不祥事がひとつのきっかけとなってチームが衰退したというのが定説のようです。確かにそういうものが影響しているのかもしれません。そんなことによって優秀な選手が集まらなくなったのかもしれません。指導者や関係者は自らの驕りや慢心をおおいに恥じて反省しなければならないでしょう。でも、私がいいたいのは、そんなことではありません。ただただ選手には伝統と歴史を継承して欲しいのです。過去の輝かしい歴史とそのジャージにプライドを感じて戦って欲しいのです。たとえ腐っても関東学院のラグビーをみせて欲しいのです。関西では近年天理や関西学院が復活を遂げたように、いちラグビーファンとして関東学院もまた這い上がってきてくれることを切に願うものです。by清水

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