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楕円球の青春 2012/12/6

大学ラグビー各リーグ戦感想と大学選手権展望

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/12/06(木) 21:44

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。昨夜はまたまた@横浜関内で紺パンCTB&副将M場さんとホルモン屋さんに繰り出しました。M場さんが仕事でちょっと凹んでいたこともあって、いつにもまして激しい飲みになってしまいました(これで終わりにしようというオーダーが5回ほど繰り返しました)。酒量が多いのはいつものこととして、今朝起きたら体中にホルモンの匂いが染みついていて大変なことになっていました。実に最悪な一日でした。さて、大学ラグビーは各リーグ戦が終了し、今週末からいよいよ第49回全国大学選手権大会がはじまります。各リーグ後半戦の戦いは見どころがいっぱいありました。先週末に4試合まとめてVを観ました(一日4試合が限界です。はい。)。慶応Vs早稲田、帝京Vs筑波、同志社Vs天理、早稲田Vs明治です。どれもそれなりにスリリングないいゲームだったと思います。珍しく雨中戦となった早慶戦ですが、どちらも激しくプライドとプライドがぶつかり合ったナイスゲームでした。このゲーム、結局は早稲田のディフェンス勝ちだったと思います。実に激しく前に出るいいディフェンスでした。帝京Vs筑波は大学レベルの試合ではかなりハイレベルのゲームだったんじゃないかと思います。ブレークダウンの攻防は実に見ごたえがありました。結果は筑波の完勝でした。珍しく帝京に精彩がなかったように思えました。筑波のプレッシャーが外から見ている以上にすごかったんじゃないかと思うのです。それから筑波は帝京のことをかなり研究してましたね(筑波学園都市に専門の研究チームとかあるんでしょうかねえ)。スクラム、ラインアウト、ブレークダウン、それからSOへのキックチャージと帝京の各選手の動き方が完全に丸裸にされているように見えました。そういう緻密な面もありながら、これだけの点差がついた背景には、すでに優勝を決めていた帝京と勝てば初の対抗戦優勝となる筑波のこの一戦にかけるモティベーションの差があったのではないかと思います。ラグビーとはそういうスポーツです。同志社と早稲田は今年似たようなゲームが多かったですね。同志社は結局6位と沈み、大学選手権への出場を逃しましたが、敗戦した全ての試合が僅差の敗戦でした。簡単に言うと勝負弱かったっていうことなんじゃないでしょうか?たぶん技術云々よりも精神的なものだと思うので来年の巻き返しを期待します。早稲田も全般にらしくない試合が多かったように思います。帝京戦、筑波戦、そして明治戦にしてもこれまでの試合巧者早稲田ならうまく時間を使ってセーフティリードを守って逃げ切れた試合だったと思います。ところが今年は、残り10分でひっくり返されるという今までにはなかったような勝負弱い負け方が続きました。大学選手権に向けてどこまで修正してくるのか楽しみです。そして来週からはじまる大学選手権の展望です。今年から方式が変わりました。4チーム4グループによるプール戦でベスト4が決まります。まずAグループ。死のグループと言っておきましょう。筑波、慶応、法政、関学。どの試合も気が抜けないものとなるでしょう。どこもそれなりにチャンスがありますね。Bグループは天理と早稲田が抜けていると思います。ただ、天理は関西リーグではぶっちぎりましたが、FWがだいぶ軽いことを考えると早稲田や流通経済などにかなり苦戦すると予想します。Cグループは東海と明治の一騎打ちですが、関東リーグ戦を無敗で制した東海にやや分があるように思います。Dグループは立命館が帝京にどこまで戦えるのか?楽しみです。ずばり、ベスト4は筑波、早稲田、東海、帝京だと思います。番狂わせがあるとすれば、慶応が筑波に、天理が早稲田に、明治が東海に勝つかもしれないということでしょうか(慶応の勝利は単なる個人的な願望)。12/9(日)京都は西京極でAグループ慶応Vs関学があります。応援に行きたいのはやまやまなんですが、この日我が芦屋楽惑の忘年会が@松本商店で盛大に開催される予定のため残念ながらかないません。慶応、アウェイ戦のハンディを乗り越えて勝利して欲しいものです。by清水

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