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楕円球の青春 2012/12/23

練習は不可能を可能にす

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/12/23(日) 19:15

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。今年も残すところあと10日ほどとなりました。私としては、なんとなく慌ただしくて落ち着かないこの時期がどういうわけか好きなのです。たいがい毎年のことなんですが、今日も朝からちょっと早目の家の大掃除をしながらNHKで高校駅伝を観ていました。今年は長女が通う京都の立命館宇治高校が女子の優勝候補ということで、多少肩に力を入れてみてました。娘は陸上部ではないのですが、チアリーディング部なので応援のため早朝から西京極まで出かけていきました。結果、素晴らしいタスキのつなぎを見せてくれて見事5年ぶり3度目の全国制覇となりました。絶対的なエース不在で、区間賞が1人もいないなかでのまさにチーム力の勝利でした。陸上は個人競技ですが、今日のようなレースを見るにつけ改めて駅伝は団体競技だなと思います。それにしてもどのチームも選手の必死の姿に感動します。まさに日々の練習の集大成なんだなと思いますし、不思議な力が出て普段は絶対無理なことができたりするのでしょうか?実にさわやかです。はい。さて、毎年この週末はラグビーシーズンがひとつの佳境を迎えるのです。大学生はだいたいこの週末に年越しできる幸せなチームが4チームのみに絞られ、また高校生はいよいよ花園での全国大会が目前に迫ります。そしてトップリーグも今シーズンのフィナーレに向かってなんとなく有力チームが限られてくる時期なのです。大学選手権は今年から方式が変わりましたが(やっぱり負けて終わるっていう一発勝負のノックダウン方式のほうがよくないですかね?あくまで個人的な意見ですけど。。。)、今日で4強が出そろいました。予想見事的中!帝京、筑波、早稲田、東海でした。関西勢が全滅してしまったのはさみしいですね。リーグ戦を見る限りブレークダウンの厳しさが違ったんで、致し方ない結果だと感じました。この4チーム、正直どのチームにも優勝のチャンスがあると思います。正月の戦いが楽しみです。トップリーグは久しぶりの我らが地元神戸製鋼が好調で、先週東芝さんに敗れたものの執念でポイントを獲得。4位以内が確定しPO進出が決まりました。こちらもシーズン最後まで楽しみですね。最後になりましたが、母校慶応義塾の体育会に脈々と受け継がれる「練習は不可能を可能にす」という精神があります。あくまで学生(というか若者)に向けられた言葉だとは思いますが、我々オーバー40のオヤジだって、一生懸命練習すりゃ少しはうまくなれるし、たとえ素人だって多少はスキルアップして進化できると思うのです。ちょっと前まで勝てそうもなかった相手にだって手が届くところまでくるのです。高校生の駅伝ランナーのように走るたびにタイムが縮んだりはしないかもしれませんが、これからも毎日、毎週、毎月、毎年、ちょっとずつでも個人、チームで練習して、不可能なことを可能にしていきたいと思っています。数時間早いですが、メリークリスマス!by清水

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