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楕円球の青春 2012/12/14

古巣ブリヂストンラグビー部の仲間たちと

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/12/14(金) 07:27

おはようございます。芦屋楽惑主将清水です。芦屋楽惑は先週末の忘年会@松本商店をもって今年の全活動が終了となり、年明けまで約1か月のオフシーズンとなります。この時期にお休みしているラグビーチームはあんまり聞いたことがないのですが、芦屋楽惑がまだまだ小さくて非常にat Homeだった時代から「家族サービス」を目的として年末年始は活動を休止していた名残りのようです。チームの伝統はなるべく継承していきたいということで今でもそうしてます。一方本業のチョコレート屋さんのほうはこれからクリスマス、年末年始、バレンタイン、ホワイトデーと続くハイシーズンに突入するので、いつにも増してあちこち走り回ることが増えそうです。今年は、12月に入っても出足が悪くて苦戦を強いられています。ハロウィン大量発注事件から何となく気の流れが悪いです。かぼちゃの祟りかなあ。さて、今週も火曜日から東京にやってきてます。当然昼間は仕事が中心ではありますが、夜はどういうわけかラグビー仲間との交流が続きます。今週火曜日は新卒入社から5シーズンほどプレーしていた社会人チームブリヂストンラグビー部4人と久しぶりに再会しました。1988年同期入社で早稲田出身のI井くん、(あくまで見た目は)まじめな男で入社当初からずっと管理畑を歩み海外工場を転々としてきた国際派です。現在は本社CC本部長兼広報宣伝部長、役員一歩手前の同期の出世頭です。思えば25年前、九州は久留米工場での新入社員研修で同部屋だったころからの縁です。最近ではプレス発表会のお土産などで大口注文してくれるなど本当に義理堅い男です。もう一人も早稲田出身で現在海外部の営業部長をしているK木くん。入社は私の1年後輩にあたりますが何故か歳は1つ上、名門鹿児島ラサールから東大を目指しますが結局苦労の末早稲田の政経へ。彼とも不思議な縁で同じ海外部門にいたのですが、なぜか国内でも海外でもいつも私が異動するたびに必ず後任が彼になっていました。かれこれ20年以上前、お隣のやっかいな社会主義資本国家中国が、まだまだいまのような開かれた国になっていなかった頃、2人で中国中をドサ回りしていたことが昨日のことのように懐かしく思い出されます。いまだに「今のBSの中国ビジネスがあるのは俺たちのおかげだ」と大きな勘違いをしている2人なのです。そして最後にこれぞ人生の腐れ縁とも言うべきK藤という男。高校、大学で飽き足らず社会人までも同じ道を歩み、一緒に楕円球を追いかけ、ともに地を這い草を食べ、時には大げんかをしながらお互い今を生きています。一言多い面倒な奴なんですが、まあ根っこは優しいいい男です。彼は入社以来ずっと購買部門で、南アフリカや北米での駐在生活が長いという経歴です。そんなメンバーで飲む酒は格別に旨く、楽しい時間はあっという間に過ぎました。話の話題は仕事のこと、人生のこと、家族のこと、あいつはどうしたこういつはどうしたと「あの人は今」的な話題もあるんですが、最後は結局ラグビーの話になるのです。いまのルールはどうのこうのとか、あの選手はあーだこーうだとか、最近の早稲田のラグビーはなんだかんだ、そういう話が延々と続き夜も更けていったのです。改めて気づくと、私以外はなんだかんだといつも愚痴や文句をいいながらも25年間もの長きにわたって同じ会社でまじめに働き続けているのです。改めてブリヂストンは素晴らしい会社だなと思うと同時に自分のダメさ加減を再認識してしまうのです。はい。さて、今週末は大学選手権2ndステージの2戦目が全国各地で行われます。先週京都で関学を撃破した母校慶応は明後日東京秩父宮で対抗戦王者筑波と戦います。劣勢が予想されますがベスト4がかかる今シーズンもっとも大切な一戦です。大切な一戦だからこそOBとして切に願うのは、80分間「慶応のラグビー」をしてもらいたいということです。私もたまたま東京にいるので、今シーズン最初で最後となるかもしれませんが、グランドに足を運ぶつもりでいます。by清水

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