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楕円球の青春 2011/11/13

晩秋の芦屋浜で

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/11/13(日) 21:49

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。今年は秋になっても暖かい日が多く関西の紅葉も遅れるとか。寒くなると3年前に骨盤骨折したときの後遺症で足腰が疼く私にとっては、今年のやや遅めの冬の到来はありがたい限りです。今日は秋シーズンには珍しく芦屋総合グランドを使用することができまして、ホームにジェントルマンさんを迎えての交流戦でした。ジェントルマンさんとは普段から親交が深く、メンバーが足りない時などは助っ人をお借りして同じチームのようにやらせていただいている間柄です。以前はジェントルマンさんとの間には圧倒的な力の差があり、試合をしても何となく手加減されているというか、余裕を持たれているというか、そんな感じでしたが、最近我々芦屋楽惑もそれなりにチーム力がついてきまして、あまり手を抜くとやられるぞというイメージを多少は与えているように感じます(気のせいかな。。。)。勿論個々人の力の差はまだまだ大きく、スキルやテクニックにしても、走力や持久力にしても学ぶべき部分が多いと思います。、また何よりもこうして一緒に試合をさせてもらって感じることは、ラグビーをよく知っていて、どうすれば勝てるのかを全員がわかっているという点において大きな差を感じます。今日のゲームも前半こそFWが踏ん張って互角の戦いをしましたが、後半はゴール前ラインアウトからモールを押し込まれるという同じパターンで2トライを許して完敗となりました。今日のゲームは一見面白みのないゲームのように見えるのですが、結構いろいろと勉強させられ、やはりまだまだチームとしてもジェントルマンさんのほうが一枚も二枚も上手だなと思う一戦でした。後半ラインアウトで有利と判断して徹底的にゴール前のラインアウトにこだわってきました。こちらは獲得率が低いラインアウトはなるべく避けてスクラムを起点としたかったのですが、そうさせてもらえずに相手ペースとなってしまいました。ただ、今日ジェントルマンさんがとってきた一点突破的戦法というのはある意味常套手段です。ラグビーの鉄則は自分たちの強いところで戦い、相手の弱いところを責めるということだからです。ジェントルマンさんが特別なことを仕掛けてきたということではないです。逆にそういう戦術をとってきたということは、我々を対等なレベルとして意識していたということかもしれません。そういう意味ではちょっぴり自信も持っていいんじゃないでしょうか?練習でやってないことは試合でできないということでいえば、ゴール前でモールを組まれたときどう切り抜けるか?あるいはそもそも組ませないためにはどうしたらいいのか?そういう練習もしていかないといけないですね。課題は尽きません。それよりも新チームで徹底してやってきた密集サイドのディフェンスやコーリング、コミュニケーションという部分がまだまだ甘いということのほうが問題です。そっちのほうを反省しないといけません。はい。巷ではラグビーシーズン真っ盛りですが、我々のチームは今年残すところあと3試合となりました。反省や後悔ばかりが頭をかすめる私ではありますが、いい気分で年末年始が迎えられるようにいままで通り全力で熱く走りぬけたいと思います。By清水

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