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楕円球の青春 2013/1/19

チーム力の本質

 written by 清水 誉 投稿日時:2013/01/19(土) 22:10

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。私事ですが本業のほう、いよいよ一年間で一番忙しいバレンタインの季節が到来しようとしています。2/1東京吉祥寺店のオープンも重なってすごく忙しいのです。そんな中、先週出張先でお腹が痛くなりまして、さらに2~3日したら左半身に蕁麻疹が。。。最初はノミに刺されたのかと思い虫刺されの薬を塗ったりしてましたが、一向に改善せずだんだん痛くなったりしたので、直腸癌とか肝硬変?腎臓病、十二指腸潰瘍、、、かと思いあわてて病院へ。3時間も待たされた挙句10秒で「帯状疱疹」との診断が下されたのです。疲れとかストレスとか、加齢による免疫力低下とかそんなことが原因らしいです。薬の服用で3~4週間で治るようでホッとしました。確かに疲労はしてるけど別にストレスは感じてないし、などとと思いながら、この程度でこんなことになるとは、要するに歳とった証拠かなと自分自身にちょっとがっかりしたりしたのです。芦屋楽惑は明日からいよいよ春シーズンのスタート。ちょっとのんびり目の初蹴りとなります。5~6月に予定されている兵庫惑大会に向けていよいよエンジンをかけるときがきました。年末年始の長いオフでかなり体が鈍っていると思いますので、個人もチームも早めに昨秋の状態に戻すようにぼちぼちやっていきたいと思っています。さて、今日は私の考えるチーム力について語りたいと思うのです。実は私の会社で年初のあいさつのネタとしても披露したのですが、私はチーム力に一番必要なのは「個人の突破力」だと思っているのです。なんか矛盾するように聞こえるのですが、こういうことです。そもそも最近組織力だとか、チーム力だとか、コミュニケーション力だとか何かと協調性というかまとまりが重要視されているようなんですが、そんなものは当然あって当たり前だということを前提に、一番大切なのは結局「チームを構成する個々人の力量」だと思っているのです。閉塞感漂っている試合や限りなく負けに近い逆境状態において、一発で局面を打開できるのは結局個人の突破力しかないのです。ラグビーだけじゃなくてすべてのスポーツ、そしてビジネスだろうが私生活だろうが全部そういうことだと思っています。たとえば野球。ほとんど負けていて手も足も出ないような試合を一振りでうっちゃることってありますよね?ヒーローインタビューで「投手が粘って投げてくれたから」とかチーム力を強調するシーンもありますが、ホームランがでなかったら負けてるわけですから、勝因は個人の突破力以外にはないのです。サッカーだって一緒です。劣勢のなかでディフェンスを突破してゴールをこじ開けるのは個人の突破力によるところが多いわけです。何がいいたいかといいますと、なにもみんなが個人プレーに走れということではなく、個人の力をつけなさい!ということを言いたいわけです。チームや組織というものは個々人の集合体なので、弱者が何十人何百人集まっても所詮は弱い組織やチームにしかならないということです。一対一で負けているのに、それが集団になったからといって勝てるわけがないのです。だからスポーツでもビジネスでも組織力とかチーム力を語る前に、いざという時に単独で事態を打開できるよう自らの力をつけることが一番大事だと私は思っています。年末年始帝京や筑波のラグビーを見ていて、そういう考え方をなおさら強く持ちました。はい。by清水

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