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楕円球の青春 2012/6/26

梅雨の晴れ間のように

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/06/26(火) 22:01

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。私事ですが右足の動きが悪いうえに左太もも肉離れで駅の階段の上り下りもやっとな状態。なんとか這うように東京に来ています。今宵は夜遊びする気力もなく、早々とホテルに戻っています。先週の日曜日、初夏の陽気を感じる中我々芦屋楽惑は淡路シニアラグビーフェスティバルに参加させて頂きました。真剣勝負のガチンコ兵庫惑惑大会が終了した直後ということで、肉体的にも精神的にも疲労が困憊していた(オレだけかな?)状況ではありましたが、淡路牛に引き寄せられて参加したしだいです。楽しい一日となるはずだったのですが、メンバーに骨折などの大けがが多数でてしまいまして、なんとなくドヨーンとした雰囲気で家路につきました(ちょっとお腹も減ってたし。。。)。緊迫した試合が続いた直後でやや気が抜けていたのかもしれない状況、ガチンコの試合が続いて肉体的に疲労がたまっていたかもしれないことなどを考えると、参加はちょっと無謀だったと深く反省しています。ラグビーをやる以上は怪我はある程度つきものですし、40歳すぎてまでこんな危険なスポーツをやる以上は何が起ころうと自己責任なんでしょうけど、やはり働き盛りでの手術入院を伴うような大けがはできれば回避したいと思うのです。勿論個人としての日々の心がけも大切ですが、チームとしてスケジューリングには最大限配慮が必要だと思っています。そういう意味でも今回のけが人続出について、重く責任を感じています。ごめんなさい。1日に何試合もやるカップ戦というイベントは各地で年に何度も開催されており、惑ラグビーのひとつの楽しみ方として定着しています。そういう歴史的なものに異議を唱えるのは本当に僭越なんだと思うのですが、正直だんだん疲労が溜まっていき、注意力も散漫になることを考えると極めて危険と言わざるを得ないのです。大所帯になればなるほどこういった出場機会を容易に確保できる大会はある意味ありがたい側面は確かにありますが、怪我をしてまでやるのが惑ラグビーの本質ではないということを考えれば、チームとしてこういった大会への出場について再考しなければならないのかもしれません。さて、淡路での最終戦、連合チーム同士の交流戦とはいえ、兵庫惑大会でも苦杯をなめたBWさん中心のチームに残念ながら記録的な大敗を喫しました。終盤、チームの実力差はきっとこのくらいはあるんだろうなと、そんなことを考えながらピッチに打ちのめされ這いつくばっていました。そもそも芦屋楽惑は経験も浅いしつまり大したことがないチームなので、必死のパッチで死ぬ気でやってようやく試合らしくなるのであって、適当にやるとこうなると改めて感じたしだいです。だからと言って全然悲観してはいません(ただの強がりです。はい。)。ラグビーは真剣にガチンコでやってなんぼだからです(でも本当にそう思ってます)。梅雨の晴れ間のように、時々は眩しいほどスカッと晴れればいいなと思っています。by清水

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