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楕円球の青春 2012/2/8

ラグビーをやれてる幸せ

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/02/08(水) 19:50

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。巷はバレンタインシーズン真っ盛り。この時期にすべるともう立ち直れないチョコレート屋さんとしては、毎日緊張感漂っています。昨日は新田がわざわざ京都からご子息の誕生日ケーキを買いにカファレル北野本店まで来てくれました。ありがとうございます。さて、先週末は日本の惑ビッククラブの一つである東惑クラブさんと試合をさせてもらいました。白紺戦は前半こそ互角でしたが、終わってみれば0対19。ノートライでの完敗。東惑さんはベストメンバーではなかったと思いますが、ビッククラブとまずまずのゲームになったことを素直に喜ぶべきなのか?あるいは全然ダメ!と反省するべきか?微妙な試合内容と結果でした。勝てるチャンスはなかったわけではないですが、フィジカルでもスキルでも、そして当然メンタルや経験でも劣っており、そういう意味では全くもって勝てる要素は少なかったゲームだったと思います。東惑さんのゲームを見ていると非常にシンプル。早く前に出るディフェンス。全員がよく走る。当たり前のことなんですが、当たり前のことを当たり前にやることが結構難しいので、そういう意味では非常に素晴らしいチームだと思いました。芦屋はKOからなんとなくリズムが悪くて私のビッグノックオンも含めて小さなミスがいっぱいありました。全体通じて、ラインアウトはじめセットプレーが安定しないとゲームメイクが苦しいですね。セットプレーやコンビネーションはやはりある程度固定的なメンバーでやらないと難しいと思います。特にうちのような経験が少ないチームはその場で組んだようなメンバーでは厳しいです。なるべく練習にもみんな来てもらって、コンビネーション&コミュニケーションよくやっていきたいと切に願うものです。ところで、2009年2日9日私が骨盤骨折全治3か月の大けがをしてから今日でちょうど3年になりました。結局股関節の可動域は8割程度しか戻らず、いまだに後遺症が残って痛いのですが、こうしてまたラグビーができてしまっている現実に感謝したいと思います。この歳でラグビーしているだけでもびっくりされるのに、ましてや大けがして1年がかりでリハビリして懲りずに再開したとなると、もう誰が見ても人間国宝級のアホです。はい。でも大けがをして人生観が変わったようにも思います。こんなことを真剣に発言すると、また嫁さんに叱られるのですが、どんなに健康な人間でもいつかは死ぬし、注意していても怪我をすることもあれば、病気をすることもあるわけで、そういう意味ではオーバー40というのはいつ何が起こっても全然不思議じゃない。むしろ今日こうして生きていること自体がもはや奇跡。そう考えると好きなことをして楽しく生きたいな、悔いのない人生を送りたいなと思うわけです。嫁さんには復帰しただけでも信じられないのに、主将なんか引き受けて最前線でやるっていうのは気が狂っていると言われます。まったくその通りです。でも、ラグビーで大怪我しましたが、もう一度やりたくて一生懸命リハビリしてここまで回復したわけですから、それもまたラグビーのおかげと思っています。たぶんやめてたら今頃もっとよれよれなオヤジになっていたと思うからです。毎年やってくる今日この日は私にとっては一生忘れられない”大けが記念日”ですので、「今年もラグビーやれてるな」と一人で浸りたいと思います。by清水

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