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楕円球の青春 2011/9/10

国家の威信と少年の心

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/09/10(土) 19:39

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。全くもって個人的な話ですが、夏から秋へ季節が移り変わるこの時期は新職業柄非常に忙しくて水曜日からは東京に張り付きさっき帰阪しました。昨夜は東京で母校慶応志木高校ラグビー部の同期と当時の鬼コーチとが私の新しい仕事への激励会ということを口実に飲み会を開いてくれました。まあどうせ「何考えてんだ?」「気は確かか?」「夢やロマンじゃ飯は食えないぞ」とかとかいじられて批難を浴びるんだろうなと覚悟してましたが、そこはもう我々も四捨五入すれば50歳になるわけで、みんな大人の対応で「がんばれよ」みたいな比較的暖かい会となりました。腹の中で思ったことをそのままストレートにぶつけて、ムキになって反論して大喧嘩になっていた30年前とは確実に違います。みんなウエストだけじゃなくて精神的にも成長してまして、なんだかちょっと寂しさも感じました。はい。さて、昨日から2011年ラグビーW杯NZ大会が開幕しました。最近の男女サッカーの世界的な活躍に押されまくってすっかり影が薄くなってしまった感じなんですが、やっぱり私は間違いなくラグビーのほうが面白いと思うのです。今日はジムのランニングマシンで走りながら、日本Vsフランスを観ていました。気合いが入りすぎてときどき無意識に奇声を発していたらしく周りからの白い視線。。。何度もランニングマシンのベルトから落っこちそうにもなりました。後半15分過ぎにPGが決まって21-25になったときがテンション最高潮!!!あとは崖を転げ落ちましたけど。。。結局47-21かあ。4点差にされて眼を覚ましたというか焦って本気出したフランスに終盤立て続けにトライをとられちゃいましたねえ。あえて言えば開始直後緊張してPGの失敗とかも含めてミスが多かったのが残念です。例えば2つ目のインターセプトからのトライなんて取られなくてもよかったトライでしたねえ。結果論ですけど、序盤ぽんぽんと取られた点差を詰められなかったっていうことです。4年に一回のW杯ですけど、やっぱり国家の威信をかけた国際マッチはすごい迫力だと思います。試合前の国歌なんて気合い入りすぎて血圧↑↑↑。私的には誰が何と言おうとこの熱さは死ぬまで持ち続けたいと思います。そしてノーサイド。両チームのいかつい大男がこの瞬間だけは少年の顔になってました。ありきたりですが、ラグビーは素晴らしいと改めて感じます。それにしても予選リーグからさすがに全試合観ると寝る時間がないなあ。。。by清水

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