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楕円球の青春 2011/10/5

日本にとってラグビーW杯NZ大会とはなんだったのか?

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/10/05(水) 14:10

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。10月に入り秋も深まってきた感じがする今日この頃。私の飯の種であるチョコレートの売れ行きもだんだんよくなってきました。今日は朝からK重工FL澤田がチョコレートを買いたいと居留地店にやってきてくれました。ただ今日水曜日は定休日で、しかもやっていたとしても開店1時間半も前の9:30。こいつは嫌がらせか?まったくもって迷惑なやつだなどと思いながらも、10万円分買ってくれるということだったので、わざわざ店を澤田のためだけにオープンさせました。結局6000円のハロウィーン仕様のチョコレートを4000円に値切られたうえに、奥様用にと、きのこポット(定価税込3150円分)をタダで強奪されました。もう二度と来ないで欲しいです。はい。さて、いささか旧聞に値しますが、ラグビーW杯日本代表Vsカナダ戦を今朝早起きしてビデオ観戦しました。結果的には23対23の引き分け。4年前と同じ結果になりました。20年ぶりのW杯での勝利を狙ったトンガ戦、カナダ戦なんですが、いずれも勝ちきれませんでした。前回のカナダ戦は最後にゴールキックが決まって追いついた引き分けなので、なんとなく気分がよかったんですが、今回は追いつかれての引き分けになったので、なんとなくしょんぼりです。前半から終始リードし、残り10分で8点差。1トライ1ゴールでは追いつかない、ある意味セーフティリード。あとは焦るカナダを前に適当に時間を無駄遣いしながら勝ちきればよかったんですが、難しいもんですねえ。これがナショナルマッチなんですかねえ。いろいろな人がいろいろなことを言っていると思うし、日本を代表するトッププレーヤーの方が国旗を背負って必死にやったわけですから、素人が個々のプレーについてあーだこーだ批判や評価してもしかたないのですが、あえて言えば、小さなミスとか多かったですねえ。大会を通じて、ちょっと期待と気合が空回りしてしまった感じがしました。日本にとって(日本人にとってとか、日本代表にとってとか、どっちでもいいかな)今回の大会の意義というか意味はなんだったんでしょうか?4戦全敗という結果をどうレビューして未来に生かしたらいいんでしょうか?正直関係者は8年後の日本での大会に少しは弾みをつけたかったんだと思いますが、結果だけ見るとなんら成果も結果も収穫もなかったのかなあとさみしい気持ちになってしまいます。ちょっとでもラグビーに携わる人間として、やっぱり最近の男女サッカー人気、とりわけプレーヤーの世界での活躍とか、スキル的にも世界と距離が縮んできている感覚からすると、日本におけるラグビーという競技そのものにすごく危機感を感じます。毎週我々のホームグランドの芦屋浜のグランドにも多くの少年ラガーマンがラグビーを楽しんでいます。教えるほうも教えられるほうも本当に楽しそうです。2019年の日本大会に向けてラグビーのレベルが世界に通用するようになり、日本国民(とくに子供たち)に夢と勇気を与えるスポーツになってもらいたいとせつに願うものです。by清水

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