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楕円球の青春 2011/10/10

せんとくんの故郷で思ったこと

 written by 清水 誉 投稿日時:2011/10/10(月) 19:27

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。秋の3連休、皆様は如何お過ごしでしょうか?我々芦屋楽惑は昨日、毎年恒例の天理オールドベアさんとの交流戦を戦いました。平城遷都1300年、そんな悠久の歴史を感じる古都をもつ奈良県。近鉄電車に2時間近くゆられてはるばる行ってきました。毎年天理さんとの交流戦の日は天候に恵まれまして、爽やかな秋晴れの下、最高のコンディションの芝グランドでゲームをやらせてもらってますが、今年も例年通りの快適な遠征となりました。戦績は赤黄戦引き分け、白紺戦は15対0で昨年に引き続いて勝たせて頂きました。天理さんに赤パンがかなり混成していたこともあって、みんなやや遠慮してたのでしょうか?相手のペースになんとなく合わせてしまったような全体的にまったりとした試合でした。誤解を恐れず正直な感想を述べさせてもらえば、天理さんは年々白パンが減ってしまっているように思い、これまでその巧みな天理ラグビーにいろいろ学ぶことが多かった我々としてはちょっと寂しい感じです(もしかしたら、3連休の真ん中だったんで、たまたま少なかっただけかもしれませんけど)。我々芦屋も数年前まではこんな感じ(つまり赤黄のほうがたくさんいて、白紺がちょっとだけ)のチームだったようですが、クラブの栄枯盛衰って怖いですねえ。改めて、継続的な新入部員のリクルーティングの必要性を感じました。はい。私個人としては昨日の試合はなんとなく後味の悪いというか、やった気がしないというか、そんな一戦でした。プレー中いろいろ頭んなかで考えすぎて、集中力がなかったですねえ。何を考えていたかといいますと、ルールについてです。我々惑チームでプレーするプレーヤーはみな30年以上前のラグビーが浸み込んでいるようで、毎年毎年進化する近代ラグビーのルールの改正に身体がついていっていない感じ常日頃からしているのです(もちろん自分も含めて)。例えば、ブレークダウンのところで、ロールアウェイとかリリースとか、ゲートオフサイドとか正確にとってたら、恐らく我々の惑ラグビーは殆ど全部反則なんじゃないかと思ったりします。レフリーも試合をコントロールするっていう意味からするとある程度容認して試合を流すことも必要なんだとは理解するのですが、どっちかのチームだけ(あるいは数人だけ)がルールに忠実にやっていたりすると(ルールに対する理解のレベルが違いすぎるケースも含めて)、著しく不利な状況が生まれたりしますねえ。私的には、レフリーには厳しいようでも今のルールに忠実にレフリングしてもらいたいと思うのです。ラグビーのルール改正というのはなんらかの理由で長い年月をかけて進化しているわけで、それは面白さの演出であったり、安全面の課題解決であったりするものだと思います。なので、そういう意味では、我々惑のゲームにおいて、たとえプレーヤーが30年前の現役時代のプレーが身体にしみついていて新しいルールに順応しにくいと批判が出たとしても、やっぱりある程度は現行ルールに忠実な笛のもとでゲームをすべきなんじゃないでしょうか?なので、タックルしたらいつもでもしがみついてないでとっとと離して起き上がって次のプレーをするとか、密集へ参加するときはちゃんとゲートを守るとか、そういうことです。レフリーのかたもそれを流しちゃうと、結局惑ラグビーのためにならないんじゃないかと思いますので、面倒でもちゃんと注意しながらゲームコントロールをお願いしたいものです。因みに昨日の我々の試合、ゲートオフサイドもノットロールアウェイも1回も反則ありませんでした。トップレベルのルールをよく理解したプレーヤー同士が試合をしても1試合このような反則は何度かあるのに、我々のラグビーで双方1回もそういう反則を犯していないなんてありえないですよね。。。偉そうなことを書きましたが、歴史ある天理の地でラグビーをさせてもらい、そんなことを考えたりしてました。さて、昨日のアフターマッチファンクションではお楽しみの柿の葉すしを頂き、そのあとはこれまた恒例の鶴橋途中下車の旅。昨日は徐さんと森下さんといったいわゆる黒社会の方々が不在だったこともあって、店のおばさんに昨年の分までボッたくられた感じで、昼も夜ももやもやしたまま家路についたのでした。by清水

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