大きくする 標準 小さくする

楕円球の青春 2012/7

個性にこだわる

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/07/19(木) 23:41

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。昨年よりちょっぴり早く梅雨明けして、夏が到来しました。チョコレート屋さんにとってはひたすらディフェンス(辛抱)の時間帯です。昨夜はビッグウェーブ主将であるK村氏と連れだって、よせばいいのに三宮界隈を3軒(含むサードロー)も梯子してしまいました。K村氏とじっくりラグビーの話をしたりするのは今回が初めてのことで、終始ラグビー談議で盛り上がり、来年こそは必ず倒すと宣戦布告しました(少しは手加減してくれとも頼みました。はい。)。ご存じのとおりK村氏は高校ラグビーの名門である伏見工業の出身で社会人でもトップの神戸製鋼で活躍した一流選手です。いろいろ話をしていると、彼のラグビー観というのはやっぱり伏見工業のスパルタラグビー、カリスマ的存在である山口良治監督(当時)に象徴される熱いラグビーが原点だと感じます。実は私は個人的に伏見工業のラグビーが結構好きです。無敵の東福岡のような大人のラグビーよりも、愚直に身体を張る伏工ラグビーに魅かれるのです(特にゴールラインを背にしたときのディフェンスはすごいです)。観るものに感動を与えられるプレーこそがラグビーの神髄だと思うからです。そういう意味では、私のラグビー観とK村氏のラグビー観は比較的近いところにあるのかもしれません。昨夜の話の中で、高校や大学にしても社会人にしても昔のチームは個性があったよねっていう話題がでました。いまのルールで勝とうとしたら、自然とチームカラーとか戦い方とか、戦略戦術が似通ってくるよねと。確かにそう思います。でもオヤジ的ノスタルジーからいえば、やっぱりチームの個性がぶつかりあう戦いを観たいし、やりたいわけです。たとえば、素早い球出しから展開にこだわる早稲田、とにかく最短距離を進む明治、ひたすらアップアンドアンダー(もうそういう戦術自体死語ですけど)にこだわる慶応、自由奔放で芸術的な創造ラグビーを見せてくれる同志社、個々人の身体能力が高い日体とか大体、ひたすらスクラムに拘る京産などなど。そういう個性と個性のぶつかり合いこそが感動を生むわけです。最後は正直勝敗どうでもいいから、それぞれのラグビー哲学を貫くということです。惑チームでもそういう個性のぶつかりあいがあってもいいと思うのです。BWさんにはBWさんのラグビーがあるわけですが、我々芦屋は芦屋のスタイルにこだわればいいと思うし、スタイルを似せる必要は全然ないのです。仮にBWさんが縦縦とFW周辺での力勝負にこだわるなら、同じようなラグビーをしてもちっとも面白くないので、大きくボールを動かす展開ラグビーで対抗すればいいと思うのです。体力に限界がある惑ラグビーでは密集周辺で省エネラグビーをするのがセオリーだし賢い戦い方であることは間違いないと思うのですが、芦屋はあえて展開ラグビーにこだわりたいと思っています。今年の惑大会で、芦屋は全3試合にBKの展開から先制したことを思うと、スタイルへのこだわりという意味での片鱗は見せられたように感じています。ただ、そういうラグビーするなら、まだまだ体力というか持久力いるぞって感じですね。こちらも疲れるけど相手ももっと疲れるわけだから、大いに面白いラグビーができるんじゃないかと思っています。走りまくるオヤジチーム。素晴らしいじゃないですか!最後に、昨日K村氏と今年から春のガチンコ惑大会に加えて、秋にもガチンコ定期戦をやりましょうという話で勝手に合意しちゃいました。スケジュールとか場所とかこれから詰めないといけないのですが、折角盛り上がったんで実現すればいいなと思います。by清水

FL藤本さんと@名古屋SKE

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/07/12(木) 13:19

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。珍しくここのところ仕事で非常に忙しくしています。実は昨日から名古屋に滞在してまして、昨夜は幼稚園園長という性職者いや生殖者いや聖職者の立場にありながら、栄の歓楽街を夜な夜な闊歩する芦屋楽惑の虚業王F本氏を襲撃しました。わざわざ名古屋まで来てオヤジ2人で飲むのは如何なものかということで、F本さんが連れてきてくれたR子嬢とS緒嬢。さすがF本さん!わーい。2人ともかなりかわいい。今年一番の大ヒット。生きててよかった。テンションMAX↑↑↑。しかも20代。聞けば、R子嬢はF本さんの幼稚園で勤務するスタッフ。そしてS緒嬢はその高校の同級生とのこと。本来の目的であるはずの名古屋の消費者調査、ターゲット行動分析は最初の5分で終わり、そのあとはオヤジ的下ネタを織り交ぜながらトーク&トーク、深夜まで盛り上がるのでした。女性陣の恋愛の悩みを聞くふりをしながら巧みに心の隙に入り込むF本さんの話術は見習うべきものがあります。さすが実体がないのに口だけで生きてきただけのことはあります。改めて尊敬。でもどうして名古屋で秋田料理の店なんだろ?細かい疑問はさておき、F本さんのおかげで楽しい夜でした。F本さん、かねがね何かをやってくれる男だと思ってはいましたが、最近芦屋楽惑への出席率が落ちていると思っていたら、やっぱり名古屋でうまいことやっていました。はい。さて、今日は朝から悪天候の中、猛然と名古屋市場調査。職業とはいえ、ケーキとかお菓子を一日中食べ続けると、本当に気持ち悪くなります。折角名古屋に来たんだから、きしめんとか、ひつまぶしとか、味噌かつとか、手羽先とかとかそういう名古屋的なものを食べたいのですが、恐らくかなわず帰路につくことになりそうです。名古屋の街を徘徊していますと、昨日の余韻か?名古屋女性がみんな綺麗に見えたりします(そ、そんなはずはない。妄想はいかんいかん。冷静にならないと)。でも本当にファッショナブルな女性が多い気がします。結論、十分に市場性あり(なんとなく結論ありきの感じが。。。)。現在13:30。昨夜2人の名古屋美人に紹介されたスイーツの名店に来ています。地下鉄東山線池下駅徒歩5分。世界洋菓子コンクール「クープ・ド・モンド」で優勝した辻口博啓氏のお店「フォルテシモ・アッシュ」です。さすがに店全体からオーラが漂っています。が、ふと気が付くと、オヤジが一人でケーキを食べている姿はちょっと危険です。しかも何個も。絶対、同業者だと思われているんだろーな。早々に退散したいと思います。最後になりましたが、解惑大会も終わりまして、芦屋楽惑はつかの間の(長すぎるかな?)オフに入っています。夏休み、オヤジたちは家族サービスなどに精を出すということなのかと思いますが、くれぐれもトレーニングだけは続け、オフ明け暴飲暴食による醜い肉体を晒さないようにお願いしたいものです。そういえば、R子嬢とS緒嬢、昨夜確か、芦屋楽惑の試合を見にきたいとか言ってたな。F本さん、調子に乗って部費で旅費を出すとか発言があったような。。。ないような。。。でも本当に来てくれたときのことを考えて、なぜかトレーニングにも気合が入るのです。by清水

それが大事

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/07/01(日) 17:50

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。今日の練習は雨天中止とさせて頂きました。兵庫惑大会も終わり、来週の岡山解惑大会をもってオヤジチームはオフに入るので、雨に中ガツガツ練習する必要もないと判断したものです。なんていいますか、兵庫惑大会にテンションを上げすぎたためか、終わってからチームごと燃え尽き症候群的な状態なのかなと感じています。またけが人も多発していますので、「弱いくせに夏休みなんかしてんじゃねーよ!」との声も一部から聞こえるんですが、秋シーズンに向けて痛いところを直したりする充電期間はやっぱり必要じゃないかなと思っています。さて、今日は練習は休みにしたのですが、幹事会というものがありまして、予定していた2時間を大幅にオーバーしてあーだこーだと激論を交わしたのです。我々芦屋楽惑は30年以上の歴史があるクラブなので、いろいろと先輩方が築いてきた伝統や風習、チームカラー、やり方、考え方などなどがあります。「小さくてもユニークで楽しいクラブ」というのが、もともとのチームコンセプトだったのですが、最近では白紺が飛躍的に増えまして、規模だけからいいますとすでに「小さな」クラブではなくなっています。またメンバーを取り巻く環境(大げさに言うと日本経済とか世界経済とか)、周辺の惑チームの状況、個々人のクラブあるいはラグビーとの向き合い方なんかもクラブ発足期とは言わないまでも10年前、20年前と比べても大きく変化しているのかなと思います。クラブは衰退していくよりは当然規模が大きくなって活気づいてあわよくば強くなったりするほうがいいに決まっているのですが、組織規模が大きくなることで失われていくものもあるのかもしれません。たとえば、人数がかすかすの時は何となく「俺が参加しないと試合できないから多少無理しても行かなきゃ」となるところが、メンバーも増えると「俺がそこまで無理して参加しなくても誰か代わりがいるよね」となったりするわけです。結果、気がつくとだいたいいつも同じメンバーでやってるわけです。一般的な組織論からいえば、何か共通目標を設定してそこに組織のベクトルを合わせることでまとまりを維持するわけですが、惑チームの場合はそれそのものが非常に難しいのです。3年ほど前から兵庫惑大会という目標設定ができる公式大会が開催されるようになったおかげで、目標設定はわかりやすくなったのですが、それはあくまでも白紺パンだけのものであって、赤黄紫パンのメンバーについてはなかなかどうして、逆にフラストレーションが溜まってしまうようにも思います。どのチームもそれぞれのチーム事情をかかえており、いま我々が直面しているような問題ははっきり言って贅沢な悩みなのかもしれません。このチームの過渡期に主将としてなにができるのか?なにをすべきなのか?変わってもいいものあるいは変わらなくちゃいけないものはなんなのか?守らないといけない大切なものはなにか?そんなことを考えるのです。そして、そんな局面で思い出すのが、私が社会人になったころ、つまり世の中全体がジュリアナ的お立ち台経済に浮かれていたころに流行った「それが大事」という歌です。「負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと、ダメになりそうなとき、それが一番大事」。思えば社会人になって時々壁にぶち当たったとき、いつもこの曲のサビの部分が頭のなかでリピートするのです。これからもぶれずに強い芦屋楽惑を作ることに力を注ごうと思います。はい。最後に私事ではありますが、本日7月1日、めでたく47回目の誕生日を迎えました。純粋にいま生きていること自体に感謝。by清水

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