大きくする 標準 小さくする

楕円球の青春 2012/5

クラブの第二創設期

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/05/31(木) 20:29

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。今年もあっという間に5か月が過ぎようとしています。どういうわけなのか、歳を重ねるごとに時のたつのが加速するのです。それと、最近感じるですが、一日中猛烈に仕事で動き回ると、夕方結構疲れてへとへとになったりします。30代はもちろんのこと、つい最近までもあまりそんな疲労感は感じたことがなく、アフター5も張り切って飛ばしていたんですが、やっぱり体力的に衰えてきたっていうことなんでしょうか。。。今週も火曜日から東京に来ています。昨夜は、マスター時代に同じ研究グループにいた面々が2年ぶりに銀座に集結しました。みんな出身は関西なんですが、いまはメンバーの半分以上が東京で活躍しているので集結場所も東京になったのです。ただ、店の中央に陣取り関西弁が大声で飛び交ったりするとなんとなく違和感ありますね(私は一応東京人です)。メンバーは年齢も30代から50代とばらばらなんですが、職業も現在、外資系不動産、調査マーケティング会社、IT企業、農機メーカー、チョコレート屋さんなどなど活躍のステージも様々で、いろんな業界ネタを仕入れることができて、それはそれで有意義な夜でした。因みに昨夜最後はJR有楽町駅高架下の屋台でした。飲みすぎです。はい。さて、現在芦屋楽惑はいつのまにか毎週の練習に40名以上が参加するといったビッグクラブになっています。さらに毎週のように入部の問い合せとか、体験入部の方が来られたりと非常に活気があります。(私はあまり知らないんですが)少人数でちゃんとした練習ができなかったころに比べると、いろんな練習ができて楽しいのですが、一方で、紫黄赤紺白のさまざまな年齢層のメンバーが一緒にできる練習メニューを考えたりするのが結構大変だったり、人数が少なかったころはグランドの端っこでちまちまできていた練習がもはやできなくなったり、試合への出場機会がちゃんと確保できなかったり、いろんな面でチーム運営の方法に変化が求められています。クラブでも会社でも組織が(急に)大きくなるときは、いろんな問題が起こります。たとえばいろんな考えの人が増えるのでみんなの意見が合わせにくかったり、少人数の時にはおこらなかった情報伝達ミスとかトラブルもおこったりするのです。我々芦屋はいまそういう組織の規模的な過渡期にさしかかっているように思います。いま一番大切なことは急激に規模が拡大していく組織を分裂させずにしっかりした求心力をもってまとめあげ、スタッフィングの充実などによるマネジメン面の強化でこれまで以上に活気のあるチームにしていくことだと思っています。同時に、惑チームは毎年毎年決まった時期に同じ年齢の人が定期的に入部するような仕組みがないので、ちょっと油断するとあっという間にパンツの色が真っ赤、真っ黄、紺だらけのチームになってしまいます。なので、現状を楽観視せず、常に危機感を持ってリクルート活動をおこなっていかないといけないですね。いまはクラブの第二創設期というつもりで、グランドだけでなくピッチの外でもクラブのますますの発展に多少は貢献したいと思っているのです。by清水

ビッグゲームに勝つということ

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/05/23(水) 13:20

こんにちは。芦屋楽惑主将清水です。(あくまでも)仕事で藤沢に来ています。あんまり人に教えたくないのですが、江ノ電の七里ヶ浜駅から歩いて3分くらいのところにアマルフィ・ドルチェ(AMALFI DOLCE)というイタリアンカファがありまして、私の隠れ家&お気に入りです。いま15:00のアポのヒマつぶしというか、まあ一応仕事もかねて来ています。なんとなく最近の仕事もラグビーも気力がわかない状態を癒していたりします。お店は1Fがいわゆるケーキ屋さんなんですが、狭くて急な階段を登った3階に湘南の海が、一望ではないけど、周辺の民家とか電信柱の隙間から見えるテラスがあります。海側の一番右側の江の島寄りの席がお気に入りなんですが、今日は残念ながらこの指定席に先客がありまして、しかたなくその隣の席にいます。いつもは大抵夕暮れ時仕事しながらシャンパンとかガンガン飲んだりするんですが、今日はこれから商談なんで、ぐっとこらえているしだいです。知ってる人があんなりいないせいか、あるいはそもそも私が気に入っているだけであまり人気がないのか割といつもすいているのが気に入っているので、これ以上混むとゆっくり考え事とか仕事とかできなくなっちゃうので、できたらあまりみんなに広めないで欲しいのです。はい。さて、やたら前置きが長くなりましたが、先日の試合、いまだに夢に出てきたり、気が付くとあれこれ考えているのですが、結局勝ち運がなかったのかな?と運のせいにしようと思ったりするのです。先日の試合がいわゆるビッグゲームかどうかはわかりませんが、実力がある程度拮抗したチーム同士の際どい試合では勝負をわけるいくつかのプレーがあります。負けるときはそんなものとはよく言いますが、そういういくつかの場面でことどこくミスが出たり、試合の流れが思うようにいかなかったり、ボールが思うように転がってくれなかったり、そういうことなんです。まあ、それも含めての実力なんで、結局は負けたほうが弱いということなんですが、勝てるときは後から考えるといろんなことがうまくいくものです。運を引き寄せる不思議な力があるとすれば、それは日々の努力とか熱い思いとかそういうことなんじゃないかと思います。さあ、時間がきたんで、これから湘南の海に別れを告げて藤沢に向かいます。by清水

挑戦し続ける限り敗北はない

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/05/16(水) 17:32

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。今年も兵庫惑大会が開幕。あっという間に2戦が終了しました。今年は例年以上にチームとして勝利するために気持ちを込めて試合にのぞんでおり、結果ここまで1勝1敗という戦績です。初戦の宝塚さんは本当にいいチームで恐らく実力では我々よりも上だったと思うのですが、芦屋がこれまでに見たことのないような熱量で戦い勝利をもぎ取りました。しかしながら、1週間後に行われたBWさんに対しては前半こそ互角以上の戦いをしたものの後半足が止まり終盤は気力も低下して完敗しました。強豪の宝塚さん相手に激闘をして、わずか1週間後にまたBWさんとの激闘を戦い抜く力が今の我々にはなかったということです。勝負を分ける個々のプレーとか、ミスとか、ゲームプランとか、選手起用とか、いろいろな要素はありますし、もちろん勝ち運もありますが、単純に結果としてBWさんが勝ったわけですからBWさんのほうが我々よりも強いということです。BWさんとの試合当日は勿論のこと、一昨日、昨日と肉体的にも精神的にも全く気力がなくなって、何もやる気がしなかったんですが、今日になってやっと前を向いていける気力が少しわいてきまして、ブログでも更新しようという気にもなってきたわけです。はい。さて、あくまで私の私見なんですが、BWの主将のK村さん、プレーヤーとしても勿論一流ですが、キャプテンとしても人間としても一流だと思います。これまでBWさんとは、いろいろな事情があってガチンコの戦いをしてもらえませんでしたが、K村主将のおかげで今年はやっとガチンコの試合をしてもらえました。選ばれたメンバーしかピッチに立てないというガチンコのゲームは、本来の惑ラグビーの精神からすると賛否両論あるんだと思います。主将としては少なからず葛藤があるはずです。そんな中で先日の試合は、ガチンコゲームをお願いした私よりも受けたK村さんのほうがよりガチンコに徹していたところに勝負のあやがあったようにも感じました。そういう意味では私は中途半端だったと思いBWさんにも失礼だったと反省しています。次回こそガチンコに徹します!実は我々芦屋はここのところ他の惑チームが羨むような勢いで白パン新人が加入してまして、本当にタレントが揃ってきたのですが、チームとしてはまだまだこれからかなという状態で、やっと気持ちを込めて戦える集団になってきたのかなという感じです。ですから、芦屋楽惑は先週BWさんに敗れて弓折れ矢尽きたわけではなく、さらに進化して来年もう一度戦いを挑むのです。そして、この1年は来年のBWさんからの勝利のために存在するのです。そう。挑戦し続ける限りにおいては、敗北の2文字はないのです。by清水

勝負を分けたものは何だったのか?

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/05/08(火) 23:02

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。いよいよ今年も兵庫惑大会がスタートしました。一昨日は初戦Vs宝塚さんとの激闘があり、いまだに全身打撲&筋肉痛。寝ても起きても体中痛いのです。今日現在のコンディションだけからいうと、とても今週末に試合ができるとは思えないくらいです。さて、一昨日の試合、少なくても私が入部してからは、間違いなく一番熱く、最高のゲームだったと思います。宝塚さんには一昨年、昨年と2年連続で5点差で敗れ悔しい思いをしているので、今年はなんとか雪辱したいと思い臨んだ一戦。ピッチに立ったプレーヤーは出場できなかったプレーヤーの思いを胸に体を張った素晴らしいパフォーマンスで応えたと思っています。基本的にこういう公式戦の真剣勝負になったときに芦楽に何が決定的に足りないかというと「気持ち」なんだと思っていたのです。気持ちを込めたアタックや一発のタックル。それはスキルとかそういうことではない、熱量の大きさが勝負をわけることを意味しているのです。昨日の試合はそういういままでの芦楽に足りなかったものを思いっきり全面に出して戦えたと思います。いつも見ていて思うのですが、宝塚さんは基本に忠実でよくラグビー知っていて個々人のスキルも高いし、ディフェンスもしつこいし、ミスや反則も少なくて本当にいいチームです。この一戦、最後は点差が開きましたが、勝負は紙一重だったように思います。紙一重という意味では一昨年も昨年ももっともっと紙一重だったんですが、結果はいずれも惜敗。しかしながら、ほぼ同じ状況で戦って2年連続で負けて、今年は勝ったというのは、全然偶然ではなく、熱量の違いこそが勝負を分けたと思うのです。勝負のあやは攻め続けた攻撃ももちろんですけど、やはりしつこく前に出るディフェンスそしてビシビシ決まったタックルだったと思います。我々のような素人も混ざっていてお世辞にもうまいといえず、経験不足で簡単にいうとたいしたことがないチームが紙一重の勝利を手繰り寄せるにはもうこういう勝ち方しかありえないという感じの試合だったと思います。やってても見ていても感動を共有できたんじゃないかと思います。本当に素晴らしいチームの一員として戦えたことを誇りに思いました。さあて、今週末も引き続き兵庫惑大会の公式戦がありますが、ホームグランドで多くの声援もありますし、芦屋楽惑らしさを出して気持ちを込めた熱い戦いをしたいと思っています。by清水

ノブレス・オブリージュ(Noblesse Oblige)

 written by 清水 誉 投稿日時:2012/05/03(木) 00:46

こんばんは。芦屋楽惑主将清水です。明日からGW後半戦、みなさん如何お過ごしでしょうか?私なぞは、子供がまだ小さい頃、家族サービスなんかして、どっか観光スポットに出かけたものですが、今となってはそういうこともなくなり、これだけの連休があると正直苦痛なので、仕事柄お店に顔を出しているしだいです。ただし、こっちでも実は嫌がられてるようです。はい。今晩は元主将徐さんと三宮はしぐち⇒サードローと梯子酒。サードローには、スカウト担当森下さん、副将大野、FWリーダー澤村with森ちゃん、闘魂ロック水山も乱入して楽しいひと時でした。さて、ラグビー道の心を表す言葉としては”one for all, all for one”(一人はみんなのために、みんなは一人のために)があまりにも有名です。この言葉はラグビーの社会的プレゼンスを飛躍的に上昇させた名ドラマ「スクールウォーズ」に登場したことによってラグビーを象徴する言葉になったわけですが、もう一つラグビーのチームスピリッツを表現する言葉として”Noblesse oblige”という言葉があるのをご存知でしょうか?フランス語だし、読みにくいのであんまり一般に知れ渡ることはないのですが、直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、日本語では、しばしば「位高ければ徳高きを要す」などと訳されています。わかりにくいので私なりに噛み砕くと「責任ある立場に身を置いているからにはそれ相応の責務を果たさねばならない」というものです。どんなレベルであっても、どんなに年齢を重ねても、ラグビープレーヤーにはそういう精神が常に貫かれている、あるいは貫かれていなければならないのです。私は先の”one for all, all for one”よりもこちらの言葉が好きです。なぜなら”Noblesse oblige”のほうがぐさっと心に刺さるからです。自分に嘘をつきにくい感じがするんです。ラグビーだけではなく、ビジネスの世界でも惑ラガーマンの年齢になるとこの言葉は胸にしみるのではないでしょうか?世の中には政治家を始め責任逃れとか、責任転嫁がなんて多いことか。。。一切の言い訳をせず苦難に毅然と立ち向かう姿こそが人の心を打つのではないでしょうか?今週末、いよいよ兵庫惑大会の初戦があります。前回のブログに書いたように我々芦屋楽惑はホーム開催ということもあって、参加メンバーが多くピッチに立てないメンバーが多数でます。なので、出場するメンバーは”Noblesse oblige”の精神をもってしっかりとその責務を全うして欲しいと思うのです。華やかなGWの真っ最中に話が重たくなってしまい申し訳ないですが、なんとなく熱く熱く語りたい夜なのです。By清水

<< 2012年5月  >>

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

ブログテーマ