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楕円球の青春 2010/11

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ラグビーのほうが面白いと思います

 written by 清水 誉 投稿日時:2010/11/28(日) 19:29

こんにちは。エンジェルになって免疫力が落ちた清水です。今日は今年最後のゲーム惑惑戦でしたが、風邪のため自宅療養 (中国の鳥インフルエンザをみんなにばらまいたらいけないと思い。。。)。一昨日中国から帰国した時点でかなり体調が悪かったんですが、やっぱり駄目でした。昨日まで薬飲んだり、酒飲んだりしてなんとか体調を戻そうと努力したんですが無念です。熱こそそんなに高くないものの、胸がゼイゼイしていてとても走れる状態ではないと判断し昨夜キャプテンのオーちゃんに連絡したものです。ウイングス戦に続く欠場となり、結局今年最後の2試合とも出場できなくなってしまいました。ほんとに残念無念。さて、やることもなくテレビをつけたところアメフトの関西学生リーグをやっていたので、抗生物質でぼーっとした頭で見てました。昨年久しぶりに優勝した関西大と関学ファイターズの一戦でした。ここまで無敗の関西大が勝てば文句なく二連覇、関学大が勝てば立命館大との三すくみとなり優勝決定戦へ。状況としては非常に面白いわけです。結果は関学が勝ち優勝決定戦へ。楽しみです。個人的にアメフトはそんなに嫌いじゃないんですけど、やっぱりラグビーのほうが面白いって思っちゃうのはなぜですかね?あまりにシステマチックすぎて冷静な感じがなじめませんね。個々には素晴らしい攻防もあるんですが、熱いハートが見ていて感じにくくて残念です。連続性がないのも一因かな。そしてなによりも密集戦がないっていうことが肉弾戦の良さを半減させてますね(これ以上言うとアメフトやってる人に怒られそうなのでやめます)。12月はラグビーに加えてアメフトも甲子園ボールまで楽しめそうでなによりですね。さて、最後にラグビーの話題です。自分が今年最後のほう試合にでれなかったので、すでに思いはオフ明けへ。初戦のBW戦に標準合わせていきましょうよ!春の惑大会を見据えていい前哨戦になるんじゃないかと思います。この時期、勝ち負けよりもいろいろやってきたことを試してみたいですね。by清水

やっぱりラグビーはタックルですね

 written by 清水 誉 投稿日時:2010/11/26(金) 22:52

ニーハオ!デビル改めエンジェル清水です。先ほど無事に、万博が終わってやっと静かになった魔都上海から帰還致しました。上海は寒くて乾燥していて(いや、実は夜遊びしすぎて)やや風邪気味です。はい。そして家に帰るやいなや楽しみにしていた試合のVを見てしまったのです(あわてて録画したせいで、なんといまどきアナログ録画になってしまうま。。。がーん。ショックです。)。気を取り直して、そう、23日に行われた関東大学ラグビー対抗戦、伝統の早慶戦です(一年で一番この日を楽しみにしているのに、なんで出張せなあかんの。。。)。前回このブログで一足先に伝統の話を書いたりしたんですが、まさにその予感が的中したようなしびれる一戦でした。今回ほんとうは別の話題を考えていたんですが、このVをみた直後なんでテンション↑MAX↑でして、話題急きょ変更です!まあ、感想としては、どっちが勝った負けたというよりも、やっぱりラグビーはタックルなんだなと、そしてへたくそなチームが上手いチームに勝つときはこんな泥臭い試合しかないんだなと改めて思ったわけです。いまどき珍しい双方10点以下の絵に描いたようなロースコアゲームです。内容的には双方ミスも結構あって決してほめられたもんじゃないんですが、、、、いや実に熱く激しい慶応のディフェンスでした(早稲田もディフェンスよかったですよ。でもキーマンのSO山中の出来があんまりよくなかったのが誤算ですかね。)。いずれにしても慶応が勝利の女神を無理やり引き寄せたって感じですね(10年に一度くらい微笑んでくれても罰はあたらんでしょ。)。ところで、個人的には23日のウイングス戦欠場となりすみませんでした。みなさんのグルスケの書き込みを見ていると、やっぱりこの熱さがなかったようで残念です(休んでおいて偉そうにいうなと。もっともです。)。でも試合終わったあとにキャプテン含めて悔しい、ふがいないといった感想がもれることはいいことなんじゃないでしょうか?私がクラブに加入した3年前には全くなかった現象じゃないでしょうか?惑のラグビーは決して勝利至上主義ではないですが、せっかく戦うからには対戦相手への敬意も込めて熱い気持ちを込めたプレーをしたいものです。今年もあと1試合。気合い込めて熱く闘い抜きましょう!by清水

伝統の重さを背負って~東・西大学ラグビー

 written by 清水 誉 投稿日時:2010/11/21(日) 19:05

こんにちは。芦屋デビルの愛称を残念ながら大橋さんに譲った清水です。さて、今年も大学ラグビーは関東、関西とも終盤戦。実力校同士の直接対決による星のつぶしあいの季節になりました。ラグビーの質としては全くもってトップリーグほどレベルではないのですが、大学ラグビーはなぜ我々ラグビー好きを魅了し続けるのか?それは恐らく伝統の重さを背負ったプライドとプライドの真剣勝負がプレーのレベルを超えたところで感動を演出するからではないかと思うのです。関東対抗戦ではここのところ低迷を続けてきた明治が復活。FWの平均体重が100kgオーバーという私の現役時代では到底考えられないサイズの重量FWを全面に押し出し無敗の快進撃を続ける(それにしても今日の帝京戦はSO田村の出来が良すぎですねー)。重戦車明治の完全復活である。今年の明治の強さは重量FWだけでなく、そのディフェンス力とノーサイドまで衰えないフィットネスの高さにある。そしてさらには一つ一つのプレーの精度も高い(全然明治らしくない!恐らくストイック吉田監督に相当しごかれていると想像する)。ここ数年低迷を続けてきた明治になにが起きたのか?昨年から就任した吉田監督のカリスマ性もさることながら、彼の言う「紫紺のプライド」ということばが伝統の重みとなってチームに活力を与えていると感じる。歴史をひも解くと、早稲田や慶応にだって低迷期は幾度となくあったが、その都度臙脂と黒黄のジャージのプライドと脈々と受け継がれる伝統のプレースタイルで復活を遂げてきた(お互いライバル校の復活は迷惑でもあり嬉しくもあるのだ。)。関西でも一昨年関学が長い低迷から復活を果たし、今年は天理が35年ぶりの快進撃を続ける一方で、関西の雄同志社やその同志社のライバル校として長年切磋琢磨してリーグを盛り上げてきた京産や大体が低迷している。がんばれ同志社!京産!大体!必ず復活しましょうね。ラグビーに限らず組織というものは、安住していると必ずどこからかほころび始める。そして気がつくと坂から転げ落ちる。誰も食い止められない。ではどうやって復活するのか?それはやはり伝統の力ではないだろうか。迷った時やどうしようもないとき原点に立ち返ることができる、そのよりどころが伝統である。今年は例年以上に伝統の重さを背負った闘いを楽しめそうである。最後に、芦屋楽惑も30年の伝統がある。諸先輩方が築いてこられた伝統の重みを少しは感じながらプレーしたいものである(酒飲みの伝統は受け継ぎたくないのですけど。。。)。私事ながら、明日から仕事でまた上海に行きます(中国4000年の伝統を噛みしめてきます。ハイ。)ので、しばらくブログはお休みします。ウィングス戦がんばってください!新鋭クラブに負けるな!!!by清水

高校ラグビーを想ふ

 written by 清水 誉 投稿日時:2010/11/17(水) 19:01

こんにちは。芦屋デビル清水です。今年のBBQは大橋さんのバイオレンス的な乱れ方に圧倒されて、酔っ払うタイミングを失ってしまいました。残念です。さて、今回は高校ラグビーの話をしたいと思います。現在各地で地区予選が行われており、続々と出場校が決定してきています。毎年この季節になると自分の高校時代に思いを馳せたりするものです。死にそうになって走ったランパス。狂ったように頭から突っ込んだタックル練習。朝~晩までラグビーのことしか考えなかった地獄の山中湖合宿。30年近くも前のことになるんですが、結構最近のことのように覚えていたりします。いまとは時代が違うんで、ジャージーからスパイク、ボールまでまるで違いますし、ルールだって実は全然違うんですよね。ビックリします。でも今も昔も同じなのは、花園を目指しピュアに必死だったハートじゃないでしょうか。私の場合は県大会の準々決勝で夢破れたわけですが、その日は池袋に繰り出し浴びるほど飲みました。そのころからデビルです。ハイ。試合に敗れたことよりも、このチームでこの仲間ともうラグビーしないんだなという寂しさのほうが大きかったようにも思います。純粋だったなあ。。。さて、今年私の母校埼玉県の慶応義塾志木高校ラグビー部はあの頃の僕らと同じ気持ちで花園目指し、そして残念ながら先日準決勝で敗退となりました。3対7かあ。決勝は昨年優勝の深谷Vs県内屈指の進学校浦和。決勝戦が19対15で深谷の連覇だったことを考えると紙一重だったということです。ほんとに残念。皆さんの母校は今年どんな活躍をしているのでしょうか?(頑張れ!関学高等部!&報徳学園!)あのころの仲間と音信不通になってませんか?あれやこれやとりとめもなく思いついたまま書きましたが、最後にひとこと。いま社会に出て思うことは、何事も高校時代のラグビーのように理不尽なことでも深く考えずアホになってやることが大切だということです。アホになりすぎてまた皆さんにご迷惑かけないように、、、したいものです。by清水

ブログのタイトルについて

 written by 清水 誉 投稿日時:2010/11/13(土) 21:02

ブログのタイトルに使わせてもらっている「楕円球の青春」は、私が最も尊敬するラガーマン故宿澤広朗氏が大学卒業の際に早稲田学報に寄せた文章のタイトルである(たぶん。私の記憶では。)。若いころからいつか機会があったらぱくってやろうかと思っていたのですが、今回チャンスに恵まれ勝手にHP上のブログタイトルとして使わせてもらうことにした。芦屋楽惑に感謝感謝。予断ですが、宿澤氏が生前おっしゃっていた「努力は運を支配する」という言葉は、まぎれもなくいまでも私の座右の銘である。 さて、さてさてさて、ご存知かと思いますが、宿澤氏は埼玉県の進学校である熊谷高校から早稲田大学に進み、学生時代(1969-1973)はSHとして活躍したプレーヤーで、大学2年時、3年時と二年連続してラグビー日本一に輝くという華やかな経歴を持っている。学生時代にすでにジャパンに選ばれていますが、卒業後は住友銀行に入行しラグビーの第一線から身を引く。しかしながら、その後の活躍は周知の通り。指導者として現場復帰を果たし1989年のスコットランド戦勝利やW杯ジンバブエ戦での歴史的勝利は今でも我々ラガーマンの記憶に輝きを放っている。話を戻そう。宿澤氏はこの寄稿の中で、二度目の日本一を決めたワンプレーが試合翌日の新聞で「ラッキーバウンド」と書かれたことに噛みついている。「あのワンプレーは決してラッキーバウンドではない。このワンプレーのために1年間何百回何千回と同じプレーを繰り返し練習してきた必然のプレーであった」と。そう。ラグビーにはラッキーバウンドは基本的にはない。まさに「努力が運を支配する」ように、日々の努力の積み重ねがギリギリのところでのビッグプレーを生む。ラグビーだけでなく人生において私はいつもそう信じている。(機会があれば、ぜひ「宿澤広朗・運を支配した男」加藤仁著(講談社)」を読んでみてください)by清水
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